大切なのは日本独自の歩む道
中国の反日デモの映像で「日本軍国主義」と言っている人が映っていた。
軍事政権の国の人に言われたくない。
人民解放軍は中国共産党の私兵だ。
もし中国で政権交代が起これば、野党が軍隊を持ってしまうことになるが、
もちろんそんなことはありえない。
一党独裁、軍事政権で成り立っているのが中国という国だ。
よその国を軍国主義と呼ぶなら、とりあえず総選挙した上、
党ではなく国家としての軍隊を持ってみろと言いたい。
ただし、それをやれば国は崩壊するだろう。
中国における反日デモは、一転して中国共産党政府に向かっていく危険性があるので、
中国の指導者としてもあまり歓迎できないが、
政治に対する不満のガス抜き効果もあることから、あまり押さえ込むこともできない。
この件について、中国政府は八方塞がりになっているのは確かだろう。
そして、注意しなければならないのは、
中国が民主化されることが日本にとって良いことだとは限らないことだ。
さらなる反日国家が生まれる可能性の方が高い。
中途半端な民主主義国家が一番危ないというのが政治学での常識だ。
下手をすれば孫文の二の舞になるだろう。
どんな体制であっても、やっかいな国が隣に存在し続けることは、
地政学的に決まっていることなので、
大切なことは日本がいか中国に影響されることなく、
腰の定まった行動を貫けるかどうかだ。
日本さえしっかりすれば、恐れることなど何もない。
まずは一刻も早く日本の足下を固めたいものだ。
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