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こちらには主な過去ログを掲載します。

 

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参院憲法調査会(H16.5.26)での園部逸夫氏の発言。

伝統に対する質問について

「私は、いろいろな伝統といいましても、いつからの伝統かといいますと、

江戸時代、その前にもさかのぼるかというと、なかなかそこまではさかのぼらないだろうと思います」

これが園部さんの考え方です。

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参院憲法調査会(H16.5.26)での園部逸夫氏の発言。

伝統に対する質問について

「やはりこれから新しいものをどんどん取り入れて、

余り伝統というものにとらわれない新しい皇室制度、

天皇制度というものを考えていくべきではないか。」

これが女性宮家担当内閣参与・園部さんの考え方です。

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女性宮家賛成・反対の世論調査は意味がない。

内親王さまがそのまま皇室に残られるかどうかだけを聞かれたら、

わざわざ反対する人は相当悪意のある人か、熟知しているかのどちらか。

質問方法の問題だ。

「二千年続く男系継承を続けた方がいいか、

止めた方がいいか」という質問を一度やってみたらどうか。

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高森明勅氏曰く

「第43代元明天皇から第44代元正天皇への継承は

“母から娘”なので女系継承」(『SAPIO』1/11・18)

じゃあその母である元明天皇は誰から継承したのか?

息子であった文武天皇。

母から娘が女系継承だったら、息子から母は「逆男系継承」とか名付けるのか?

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皇統譜を見れば、皇統というのは、誰から皇位を受け継いだかということではなく、

血統的に誰とつながっているかということが原則。

その血統はすべて男系を基準に記されている。

だからこそ「旧宮家の男系子孫の方々に」という自然な流れになる。

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高森明勅氏曰く

「ある日、突然、皇族になったところで、

国民から尊敬の念を集められると思えない」(『SAPIO』1/11・18)

復帰された方のご子孫は生まれながらに皇族である男系男子なので、

50年後、100年後の国民にとっては、ある日突然ではない。

水平軸の視点しかないのか。

しかし、女性宮家の配偶者である一般人は、100年後、200年後の国民にとって、

「昔突然に、一般人男性が皇族になって、皇統断絶の起点になった人」となる。

長いスパンで見れば、系統が変わったポイントは目立つ。

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高森明勅氏曰く

「一般国民として生まれ、民間で生活していた者が結婚という事情もなく、

ある日、突然、皇族になったところで、国民から尊敬の念を集められると思えない」・・・

結婚という事情は一般人を皇位継承資格者にする魔法なのか?

原理原則は二千年以上、一貫して父方の血統だったと思うのだが。

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女性宮家は宮内庁の造語。実は女性天皇もこれと同じ。

女性であろうと天皇は天皇。歴史的に天皇に男女の別はない。

女性が即位する場合の要件があっただけ(独身等)。

だから宮家は宮家であって、女性宮家という用語そのものがおかしい。

女性を当主にするなら歴史的な要件をふまえればいいだけ。

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一般世帯では、暫定的に未亡人が社長や世帯主を務めることはあるが、

家族全員がそろっているのなかで、女性が当主になるというケースはほとんどない。

国民にすらないものを皇室に持ち込もうとするのが女性宮家。

まさに国柄を破壊する行為。

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「男性天皇と女性天皇」、「男性宮家と女性宮家」、という構図は宮内庁の策略。

女性宮家は宮内庁の造語で、天皇や宮家は本来固有名詞。

まず天皇や宮家があって、それぞれに相当する要件を考えていけば、

女性宮家と皇位継承は別などと言えるわけがない。

ごまかしは一つ一つ暴いていかなければならない。

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高森明勅氏は

「女性宮家の配偶者にスパイが入るかもしれないというのは低レベルの主張で言語道断」と語る。

しかし、必ずしもそうとは思わない。

低レベルの主張ではなく、日本人としてごくまっとうな心配。

ということは、心配していない人は日本人ではないのか?

まともな感性を持つ日本人なら、皇位継承権のない内親王と結婚するだけでも畏れ多いのに、

一般人の自分も皇族になるという歴史上一例もないことになるなど、恐れおののくのが普通。

ということは、恐れおののかない人が対象になってくる。

日本人だったらまっとうな心配ですよね。

 

愛子さまが天皇になれないのは可哀相という意見について、竹田先生曰く

「天皇や皇族はなりたいとか、なれなければ可哀相とか、そいういったものではない」。

そこに生まれた宿命、天の定めと言うべきか。

一方で、一般人男性が皇族になる宿命など存在しない。

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女系容認だと女性皇族が外国人と結婚した場合、

外国人の男系子孫が天皇になることも想定しておくべき。

そうなったときに慌てても手遅れ。

世の中は思ってみなかったことが起こるから、伝統をベースに考える意義がある。

伝統を蔑ろにすると秩序は維持できない。

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二千年以上、一系で続く皇統は、世界史的には奇跡。

普通の常識ではあり得ないことが続いたのであれば、

今後も現代人の普通の発想で解決しようとしても無理。

女性宮家は現代人の浅知恵。

今後二千年継承したいのであれば、とるべき道を二千年続いた実績から発見すべし。

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男系と女系を性別の問題に転換されないよう注意が必要。

神武天皇につながる女系など存在しない。

竹田先生が述べられる「男系の血統か、男系じゃない血統」しかない。

この問題の本質は「二千年続けてきたこと守るか、やめるか」だけのことなので、

性別、男女同権などに惑わされないよう注意が必要。

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本日、学者の先生方が集まるとある勉強会で講師を拝命し最近の皇統論議を説明しました。

皇統がシナ宗族制の影響を受けたという論があると言っただけで、

中国史専門の先生が鼻で笑われた。そんなレベルだそうです。

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園部逸夫氏は皇室法の専門家という。

しかし、わが国の歴史に皇室法なるものは存在しません。

彼の著書『皇室法概論』には現憲法と皇室の関係だけが書かれていて、

歴史・伝統という概念がまったく見受けられない。

皇室は憲法体制の遥か以前から存在するという概念がなければ、女系論になるのは必須。

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有識者会議が親王ご誕生で吹き飛んだように、悠仁殿下が将来、男子を2、3人儲けられれば、

そもそも女性宮家は吹き飛んでしまうような話。

今後場合によっては吹き飛ぶ可能性もある話を緊急性が高いなどと言って、

二千年の伝統を変更しようなど馬鹿げたこと。

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大日本帝国憲法体制でも天皇機関説事件が起こったり、革新国粋主義者が次々生まれた。

要は憲法そのものが大事なのではなく、井上毅が歴史伝統から国体を発見した精神が最も重要。

それが保守の精神であり哲学ではないでしょうか。

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財政再建のために消費税アップはウソ。

ギリシャは消費税を上げ続けて破綻した。

名目GDPを上げない限り財政再建はあり得ない。

要するに財政均衡プラス名目成長で乗り切るしかない。

消費税増税が名目成長を阻害すればまったく無意味。

財務省は精神論に陥っているのか。

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皇室典範は皇室の家法なのでお返しするべきという意見もあり、納得できる。

しかし、それを支える枢密顧問にはどういった人たちがなるんでしょうか。

結局は人の問題なんでしょうね。

そして大切なのはその中心に据えるぶれない哲学なのでしょう。

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女性宮家賛成が7割という数字があるが、女系だともっと下がるだろう。

いずれにしても天皇は国民統合の象徴である以上、

少なくとも3割の国民が反対する決定はできないはず。

拙速な結論は無理であり、時間をかけて考えていくしかないということ。

政府にはその程度の認識は持ってもらいたい。

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天照大神が女神だから女系でも良いという意見がある。

二千年以上の歴史をすっ飛ばして神話だけで現在の変革を行うとするのは革命理論。

しかも歴史学者が歴史を無視して神話をとるのは自己否定。

少なくとも神話から歴史への流れは一体と考えるべきだ。

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憲法第2条の「皇位は、世襲のものであつて」とは、

国語辞典に載っている世襲の意味とは異なる。

国語辞典の世襲だったら皇位継承順位第2位が秋篠宮殿下とはならない。

国会議員が第2条の解釈を定めれば、官僚は二度と女系容認に動けない。

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憲法第2条の皇位の世襲に女系も含まれるのであれば、

男系男子に限る現皇室典範は憲法違反なのか、

戦後、憲法違反の典範を続けていたのか、ということを官僚に問えば、

答えに窮するはず。

国会議員にはこういった国会質問をやってもらいたい。

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一代限りの女性宮家というが、法改正後にも御子が生まれたらどうなるのか?

例えば将来、悠仁親王殿下の御子の中に女子がおられる場合。

男子ばかりとは限らない。

悠仁親王殿下の御子は、親王・内親王ではなく、

王か女王としてお生まれになる可能性の方が高い。

女性宮家を内親王だけに限定していいのか?

女性宮家は問題が山積。

現状では将来なくなる宮家の跡継ぎに、

旧宮家から養子をとることができる案が、もっとも障害が少ない。

現在の皇室典範では天皇の二世までが親王となっています。

悠仁親王殿下の御子がそれに該当するのは、秋篠宮殿下ご即位以降です。

今上陛下か皇太子殿下の御代で御子が生まれる可能性が高いですから、

王、女王としてご誕生になるのではないか、ということです。

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女系論者は旧宮家の復活に国民が納得しないと言うが、

もし実行しようとすれば反対運動でも起こるのだろうか。

女性宮家や女系天皇をやろうとすれば大規模な反対運動が起こる。

国民が納得しないとはいったいどちらのことなのか。

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政治が低レベルでも、日本の国が何とか安定しているのは皇室があるから。

伝統とは不安定な世の中を安定させる機能がある。

世界最古の国である日本は、世界一安定した国である。

新しい国はみんな不安定で混乱している。

日本のパスポートはダントツ世界一で信用されている。

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日本で一度も国が変わらなかったのは、政治がころころ変わろうとも、

常に一系の天皇が頂点に君臨する国だったから。

一系の天皇でなければ、皇室は二千年も存続できなかった。

皇室がなくなっていたら日本はバラバラになっていた可能性もある。

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皇室がなかった明治維新など絶対に不可能で西洋の植民地になっていたかもしれない。

現代人が当たり前に受けている恩恵は、

歴史、先人たちの積み重ねのおかげであることを知る必要がある。

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人間ごときが皇族を一般人に、一般人を皇族にすることはできない。

旧宮家の方々には皇室がいざというときに実態としての潜在的な皇位継承権が存在する。

皇室に新たな男系子孫が増えない以上、

旧皇族の御子孫もその潜在的皇位継承権を包括的に承継される。

だから若い人まで「旧皇族」と称していいのだ。

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橋下徹大阪市長の船中八策に首相公選制が入っている。

かつて首相にしたい人ダントツ1位に田中真紀子氏ということがあったのをどう考えるのか。

薬害エイズ事件のとき菅直人も1位だったが、

その後実際に総理になって最悪だったのは記憶に新しい。

代議制は民意抑制という智恵だということを知るべき。

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「維新版・船中八策」の策定過程で、ベーシックインカムを検討していることが明らかとなった。

ベーシックインカムは国家社会主義。

長期不況が続くとこういう考えが出てくる。

昭和恐慌のときと社会情勢が似てきた。

こういうときに保守派の真価が問われる。

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皇室典範は皇室の家法だから皇族方に全部決めてもらったらいいというのは無責任な主張。

皇室の歴史でも皇位継承を皇族だけで決めてきたということはない。

今上陛下の直系の祖、光格天皇即位のいきさつでは

伏見宮を推した上皇よりも関白の意見が優先された。

みんなが納得できる解決法を模索すべき。

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男系継承に意味があるのか、という問いがある。

意味のないことが二千年も続くことは絶対にない。

女系派は時間の概念を簡単に考えすぎ。

二千年続いているということは、そこに皇室を永続させる叡智が詰まっていると考えるのが、

伝統を大切にする人の素朴な思い。

人間を思考を絶対視しない姿勢。

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何でも思うようにいかないのが世の常。

理想と現実というせめぎ合いの中で生み出されるものが叡智となって後世に受け継がれていく。

「自分の考えが絶対だ」、「これじゃなきゃ絶対にだめだ」という思考になれば、

左右関係なくいずれ理性主義による全体主義に向かうでしょう。

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国がはじまって以来、二千年以上、一度も変わることなく続けられたことについて、

この現代で変えてしまおう、ということに、

素朴に「何かまずいことやってるんじゃないか」という感覚を

まったく持たないというのは、どうなんだろうか。

人間にとって畏れを抱くという感性は大事なのでは。

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女性宮家創設の目的が皇室活動の為だけなら、

皇族女性が結婚して皇籍離脱したあともご公務が負担できる仕組みを検討すればいい。

例えば特別の公務員とか。

海外の王室では旧皇族がプリンスと名乗ってもいいことになってることから見ても、

それでお役目は十分に果たせるはず。

 

少なくとも憲法第1条で、国民統合の象徴、国民の総意と謳っている以上、

まずは国民の分裂がない状況をめざして解決方法を探るのが政府の最低限の責任。

そうなれば、皇族女性が皇籍離脱後も皇室活動を担えるようにすることと、

旧皇族からもその地位を得る人を求めて、長い議論の中で考えていくというのが、

主義主張を超えた考え方だと思います。

悠仁親王殿下の次世代まで時間があるのだから、それが可能であり、

拙速に反対意見の多い女性宮家創設を持ち出すのは間違い。

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旧宮家が600年離れているという指摘は、

世襲親王家をつくった先人たちの思いを無視した意見。

世襲親王家があったからこそ光格天皇が即位し、今上陛下につながっている。

そもそも世襲親王家ができた経緯は、

皇位継承危機において伏見宮から天皇が即位したのが原因。

伏見宮を永世皇族とした。

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今谷明氏の「足利義満王朝簒奪説」の論理構成には

国王の地位がすでに天皇から治天の君(上皇)に移ったというもので、

皇室に尊敬の念があるのか疑問がある。

天皇が無私で公の存在だからこそ、

財産の私有や政治的影響力を持つため院政ができたのであり、

根本をはきちがえているのではないか。

 

歴史学者というのは天皇を単なる王としか見ていない傾向はありますね。

力の所在としての王。

大河ドラマで問題になった「王家」という表現は、

言葉そのものが問題なのではなく、

そういう歴史のとらえ方をしていることに問題があるだろうと思います。

王朝簒奪説もそう。

義満が力だけで天皇になれると思っていたと考えるか、

そして日本人特有の天皇の神聖さを知らなかったと考えるか、

力以外の部分も考える必要があるのではないかと思います。

少なくとも義満は後小松天皇の儲君であった称光天皇の存在を圧迫するようなことはやっていません。

足利義満王朝簒奪説はNHKもその火付け役を買っていました。

本能寺の変朝廷陰謀説もしかり。

学術論における皇室軽視の天皇観はNHKも大きな役割を果たしているからたちが悪いですね。

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ウィキペディアの皇位簒奪のところには、

「本来皇位継承資格が無い者が天皇の地位(皇位)を奪取すること」と書いてあります。

天皇の男系子孫でない人は、国が始まって以来、

二千年以上一貫して「皇位継承資格が無い者」でした。

歴史的に皇位継承資格者でない人が天皇になることを王朝交代という。

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田原総一朗氏は

「江戸時代以前は女性天皇はあった。認めるのがむしろ伝統」というが、

かつての女帝はすべて男系男子への中継ぎだった。

譲位の制度がない現在において、中継ぎ天皇は必要ない。

男系継承が大原則だったから、

女帝はすべて天皇の未亡人か生涯未婚だった。

田原氏は伝統を知らない。

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旧皇族復帰に反対する人たちは、継体天皇の即位の時に反発したとされる人たちと同じだな。

どちらが本当に皇室のことを考えていたかは時間を経て明らかとなる。

ただし、「あとの祭り」なっては手遅れだ。世の中とりかえしのつかないことはある。

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経済の見方について美人投票に例えられることがある。

投資家は自分が一番美人だと思う人を選ぶのではなく、

みんなが一番美人だと思う人を選ぶのだと。

したがって自分がそれがいいと思っている政策ではなく、

みんながこれで経済が良くなるだろうと思うような政策を実行しなければならない。

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「合成の誤謬」(ごうせいのごびゅう)という言葉がある。

一つ一つが正しくても、全体となれば誤るということ。

個別企業としては経費削減をして生き残りを図っても、

全体となればそれが需要減退を招いてさらに企業を苦しめる。

政府は合成の誤謬を解消するために、

個々の行いとは逆の行動をとらなければならない。

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本当に美味しいものは行列のできる店ではなく、

少なくとも三日連続で食べられるものではないかな。

美味しいけど二日連続は食べたくないと思うのは舌が騙されているだけ。

余裕で三日連続食べられるラーメン店を知っている。

行列はできないが、どんな時間帯でも常に客が入っている。

そんな店が好き。

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経済的自由は政治的自由と一対となる。

経済的自由の少ない国は閉ざされた社会、全体主義国家に向かう。

なるべく国が経済に関与しないことは、開かれた社会をつくる。

このことを認識していない保守派がそれなりにいることに一抹の不安を感じる。

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人間が不完全であるがゆえに、自由競争でなければ活力が生まれない。

ただし、秩序のないことろに自由はない。

自由経済を保障するには秩序が必要で、

その秩序は伝統によって形成された国柄である。

国柄を破壊するような自由は、無秩序と混乱を招く。

TPP論争はこのあたりがポイントでは。

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ケインズ理論の財政政策は景気を向上させるためという誤解が多い。

基本的にはお金が止まっているところを動かすだけ。

経済の自律循環を補足するのがマクロ経済学。

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ケインズ理論は何が問題なのかというと、経済理論そのものではなく、

人間の理性を加えすぎることによって、

思ってもみなかった方向に向かっていく危険があること。

世の中、人間が考えるようにはうまくはいかない。

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小渕内閣では積極財政により金融危機を乗り切った。

しかし現在はその時より公共投資が半分になっているものの、

予算規模は当時を大幅に上回っている。

社会保障費が増え続けているからだ。

公共投資はすぐに削減できるが、社会保障費は簡単には削減できない。

財政政策は必要だが慎重にあるべきだ。

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日本の場合は、だいたい公共投資はイコール建設事業と考えられがちだが、

建設事業は設計・コンサル業務に時間がかかるので、

緊急性には対応できず限界がある。

麻生内閣の大型景気対策では使い道が見つからなかった役所も多かった。

公共投資のあり方も再検討すべき。

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米国は公共工事が日本より少ないと言うが、巨大な軍事産業が存在する。

軍事産業はハイテク産業にもつながることから、

日本でも公共投資で国内軍需産業に力を注ぐべきではないかな。

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景気対策としての公共投資は需給ギャップを埋める役割なので、

あまりに有意義な事業を行うと供給力が増加するという問題もある。

その点、軍事力は戦争がなければ無用の長物だから、

どんどんそこにお金を投入すれば、需要だけが拡大し、

もっとも適切な経済政策になるのではないか。

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「わしは特に、女性議員が皇統は男系のみと信じ込んでいる様子を見ると

吐き気を覚えます。」(by小林よしのり)。

田嶋陽子さんの発言かと思った。

人は変われば変わるものだ。

ただし、男系と性別はまったく別の話。

なぜなら男系の血統か、男系でない血統しかないから。

女系など存在しない。

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男女共同参画事業は国柄破壊の左翼思想。

「男女平等」と「男女共同参画」は異なる。

女性が女性であるがゆえに差別されることはあってはならないようにだけして、

後は放っておけばいい。

国がいちいち男女のあり方まで決めるのは設計主義思想だ。

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内親王や女王方には実体として皇位継承権はあるが、

皇室典範で制限しているだけ。

女系は実体としても皇位継承権はない。

実体として皇位継承権のないものはいくら皇室典範を変えようとも

継承権を与えることはできない。

もし与えたら王朝交代となる。

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歴史家アーノルド・トインビーは

「滅びたすべての文明に共通するのが富の偏りだ」と言った。

日本の歴史上、一部の階層だけに特別に富が偏った事実はない。

大名も贅沢しなかった。

だからこそ日本は建国以来、一度も国が変わることなく、

世界最古の国であるのだろう。

日本には永続の智恵がある。

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NHK大河ドラマ「平清盛」で、嫁さんが病死して嘆いている清盛に対して

家臣が「恨むなら朝廷を恨みなされ」というセリフはあまりに酷い。

“王家”どころの話ではない。

私の知るかぎり平氏の人間がそのような感情を抱いていたという記録を見たことがない。

NHKの思いを平氏として反映しているだけ。

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鶏肉は美味しい。

まずい鶏肉に出会うことはまずない。

牛や豚は値段によってピンキリだが、鶏肉の味は値段とあまり関係がない。

あえて言うなら“胸肉”より“もも肉”の方が美味しいかな。

好みの問題か。

お鍋に入れても、焼き鳥にしても、唐揚げにしても、何でも美味しい。

ちなみに卵も美味しい。

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鶏肉つながりでもう一つ。

親子丼は大好物だが、厳密に言えば親子丼というネーミングはおかしい。

親子丼の99・9%は別の鶏が産んだ卵を使用している。

鶏肉と卵は親子ではない。

他人丼はもはや同じ種類の動物ですらない。

ちなみに親子丼も、どこで食べても外れはあまりない。

ただし当たりはある。

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「日本では明治以前に直系は重視されたが、

男系女系などの用語自体、殆ど管見に入らない」(田中卓)。

直系の用語も管見に入らないのだが。

そもそも重視されていないことが二千年も続くと考えるのは、

学者以前に大人の判断としておかしい。

皇位継承の歴史を知っていればそんなことは語れないはず。

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女系派であっても園部逸夫氏は批判しなければならないはず。

江戸時代から前は伝統ではないと言っているのだから。

それが田中卓氏を筆頭に女系派はみんな園部氏を支持している。

中身がなく「結論」だけを求めた単なる政治運動であることを物語っている。

真面目に歴史を学んでいない。

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AKB48の前田敦子さんの脱退で、朝からワイドショーで大騒ぎしていたが、

タレントとして前田さんの何がいいのかサッパリわからない。

AKBで唯一目を引いたのが篠田麻里子さんだが、

逆に何で脱退しないのか不思議でならない。

オッサンにはよくわからん。

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相手の主張に対して賛同するかどうかは別にしても、

相手の論理を理解してそれに反論するのが「議論」というもの。

それを重ねていけば限界点が見えてくる。

相手の主張を理解せずに否定するのは素人談義。

議論している気になっていることが多すぎる。

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政府は女性宮家創設と皇位継承は切り離すと言っているが、

女性宮家推進派の言論人でそれを言っている人はいない。

これが客観的な実態だろう。

園部逸夫氏自身も担当参与に就任する直前に

「女性宮家は将来の女系天皇につながる可能性があるのは明らか」と語っていた。

切り離せるわけがないのが常識。

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何日か前に、国債価格の暴落に備えて

金融機関が売却も含めたマニュアルを策定という報道があった。

しかし国債は元本保証ではないのか。

金融機関はかつてはシ団引き受け、現在は競争入札で直接引き受けている。

そもそも元本保証だから自己資本比率維持のためにも

国債を買っていたのではなかったか。

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産経新聞が独自で新憲法案を起草するという。

かなりのチャレンジだと思う。

保守としての底が見えるから。

読売憲法改正試案のようになったら目も当てられない。

天皇を中心とする歴史・伝統を反映した憲法を起草することができるか。

保守を牽引するメディアとして産経に期待したい。

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今月発売するという『わしズム』に田中卓氏が論考を書かれているそうです。

かつて『諸君』に掲載された「女系天皇で問題ありません」は、

そこらへんのおっさんでも書けるような内容だっただけに、

今度は汚名をそそぐことになるか。楽しみにしています。

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今回の『わしズム』は、小林よしのりさんが執拗に男系派を攻撃しているものの、

この問題であれだけ激闘した皇學館大学の新田均教授が

まったく登場しないことが特徴的。

徹底的にボコスカやられたのが相当堪えたんでしょうね。

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「男系継承の理由がわからない」(田中卓氏)。

世代をまたがった慣習・伝統にどんな大切なことが含まれているかということは、

人間の理性が不完全である以上、わからないのが当たり前。

だからこそ伝統を尊重する意義がある。

理由がわからないことは続ける必要がないという田中氏は単なる理性主義者。

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長く続けるというのは簡単なようで難しい。

人間はわざわざ不都合なこと、嫌なことは続けないので、

幾世代もまたがって同じことを続けているということは

人間にとって大切なことが含まれている。

それが何かと考えることは大切だが、

すべてが読み解けると考えれば人間の理性が完全となり理性主義となる。

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「男系男子説は、シナの古代家族制で、

その風習を、日本側で上代から受容し、長く続いたということにすぎない」(田中卓氏)。

そんな理由だけで二千年も続くのか。

京都市上京区(御所)周辺だけでシナ家族制が続いたというのは

学説ではなく、これをトンデモ説という。

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今後も、定期的にまとめて掲載します。






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