新無効論の実態を理解する上でおもしろかった問答

 


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谷田川惣 @yatagawaosamu

私に絡んでくる新無効論の人にこれだけはまず確認しておきたい。

@占領された国家の原状回復とは主権回復のことか(Y/N)

A社民党や共産党と組んででも改憲を阻止する(Y/N)。

※Aは理由も書いてください。

 

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三島大 @ron_7770211

A!!占領憲法を改憲したら、

皇室を否定する憲法が制定される可能性があるから

(宮澤俊義の二段階革命説)。

今現在の国会議員の反皇室勢力は過半数以上。

東日本大震災の一周年で誰も起立してお出迎えしないんだからね。

皇室を危機に陥れる可能性があるので絶対反対。

 

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三島大 @ron_7770211

谷田川先生は共産党と社民党の占領憲法への思考が分かっていない。

彼らは9条護持派であって占領憲法護持派ではない。

何故なら皇室と国のあり方における条文については改正も議論の余地があると

共産党の不破哲三は新聞赤旗で述べているからだ。

皇室否定の改正には賛成。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

じゃあ、皇室を否定しない改憲案だったら、

社民党と共産党と組んでまで反対しない?

 

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三島大 @ron_7770211

愚かなことをおっしゃらないで頂きたい。

皇室に一片ですら危機の可能性が及ぶということを考えれば

断じてそれはならぬと言うのが臣民の務めではないか?

そんなことも分からず皇室に関する本を出されるのか?

だからあんな不敬なタイトルを売り上げのために使用するのだ。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

皇室を否定しない改憲案だったら、

なぜ皇室に危機が及ぶのでしょうか?

 

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三島大 @ron_7770211

各党の改憲草案にすでにそれが見て取れる。

谷田川先生、皇室を利用し食い物にするのもいい加減にされた方が良いです。

皇室の弥栄、安寧を祈り護持しようとする者が

「皇統断絶計画」などというタイトルを付けるはずはありませんから。

本来なら編集者に苦言を呈すべき。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

各党の改憲案など聞いていません。

皇室を否定しない改憲案だったら、

なぜ皇室に危機が及ぶのかと聞いているのです。

ちなみに、たちあがれの改憲案は男系を規定しているし、

自民の改憲案は現状と同じ。

 

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三島大 @ron_7770211

谷田川先生、正統な皇室典範(明治典範)を皇室にお戻ししなくて良いのでしょうか?

真正護憲論はお戻しし、皇室の自治自立を回復して差し上げるべきだと主張しておりますが…。

先生は法律の皇室典範で皇室への政治介入をいつまで許し続けるおつもりなのですか?

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

@Aの質問は議論の前提として新無効論の立場を確認するものなので、

お答いただけなければ、これ以上、論じません。

お答えいただければ続行します。

 

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三島大 @ron_7770211

答えてますよ。

谷田川先生こそ私の質問にお答えください。

 

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三島大 @ron_7770211

@yes。

しかし、桑港講和条約により対外主権は回復したがそれは表面上のものである。

何故ならばGHQ製の占領憲法を憲法として運用することによって、

実質的に対外主権が侵害されている。

更に言えば主権の回復の問題だけではなく、國體の回復がが肝要である。

 

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三島大 @ron_7770211

@A共にお答えしましたので、私の質問をご回答願います。

まず正統な皇室典範(明治典範)を皇室にお戻ししなくて良いのでせうか?

和文の占領憲法と同等同位である英文の占領憲法はどう改憲するのですか?

大日本帝国憲法の告文、発布勅語、上諭はどうなったのでせうか?

 

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三島大 @ron_7770211

Ayes占領憲法を改憲したら、皇室を否定する憲法が制定される可能性があるから

(宮澤俊義の二段階革命説)。

今現在の国会議員の反皇室勢力は過半数以上。

東日本大震災の一周年で誰も起立してお出迎えしないんだからね。

皇室を危機に陥れる可能性があるので絶対反対。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

だから、可能性と言っているのですから、

皇室を否定する改憲案でなければ反対しないのですか?

そこが知りたいのです。

 

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三島大 @ron_7770211

当然反対ですよ。

96条と国民投票という数の論理による規範の変更は我国では認められませんから。

改憲自体が皇祖皇宗から受け継いだ規範をないがしろにする行為です。

明確に答えましたので私の質問に答えて下さい。

もう逃げは許されません。こちらは譲歩しているので。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

要するに無効な憲法を改憲できないと仰っているわけですよね。

だったら無効なものは改憲しても無効ですから、実現しても関係ないのでは。

私がお聞きしたいのは賛成しないのはわかってますが、

なぜ社民党や共産党という反日勢力と手を結んでまで阻止する必要があるのですか?

 

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三島大 @ron_7770211

あなた方が数の論理で規範を変えようとするからです。

いざとなれば力に訴えざるを得ませんが

ある一つの方法論として選択しうる余地はあるということです。

早く私の質問にお答えください。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

「数の論理で規範を変えようするから」と言われますが、

あなた方の主張からすれば、無効であり効力は発生しないのであるから、

なぜ反日勢力と手を結んでまで阻止する必要があるのか、

その論理を教えてほしいとたずねているのです。

 

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三島大 @ron_7770211

占領憲法は講和条約ですがそれを憲法典として改正することで

追認したという解釈がまた生じ原状回復がより困難になる。

南出喜久治弁護士の著書や発言を精査して批判されているのでせうから

そのくらいは押さえておいて頂きたいのですが…。

こちらの質問にご回答願います。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

あなた方は現憲法(講和条約)が皇室のご存在を危うくしていると述べているわけですよね。

だったらその講和条約を改正して、現状より少しでも皇室の環境がよくなるのであれば、

反日勢力と手を結んでまで反対する必要はないのでは?

皇室よりも憲法の運動の方が大事なの?

 

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三島大 @ron_7770211

講和条約を憲法とご認識して運用しているからです。

一つの手段として有りと言ったまでです。

皇室には正統な皇室典範を奉還すべきです。

谷田川先生は皇室に正統な皇室典範を奉還することには反対なのですよね?

はい/いいえでお答えください。

議論から逃げないで下さい。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

「一つの手段として有りと言ったまで」ということは、

改憲案の内容如何によっては反日勢力と手を組まないということ?

南出氏は内容に関係なく反日勢力と組んでも阻止すると述べていましたが、

そうではないということで良いのでしょうか。

 

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三島大 @ron_7770211

延々質問を繰り返す卑怯な態度をそろそろ改められては如何でしょうか?

言論で飯を食っているのなら、ビシッと解答すれば終わる話ですよ。

保守主義者である前に日本人としての行動をとって頂きたい。

他の保守主義者の方の名を汚しますので…。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

何でこんな素朴な質問にお答えいただけないのでしょうか。

私としては反日勢力と手を結ぶというのは、

かなり重大なことだと認識していますので、

そこのところはっきりさせたいだけなのです。

それを卑怯な態度を受け取られることが、私には理解しかねるのですが。

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三島大 @ron_7770211

数の論理のみによる改憲(規範の変更)が

単なる革命行為だから反対しているだけですよ。

内容など関係ありません。

その行為自体が革命の始まりですから。

このことが分らないから戦後保守のホープ、

靖国に参拝しない安倍総理も八月革命説を認めるのでしょうね。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

いやいやそれはおかしいですよ。

あなた方の主張では講和条約の改正にあたるのだから、

「数の論理のみによる改憲(規範の変更)が単なる革命行為」にはならないはずです。

つまりご自分で日本国憲法を憲法として認めておられることになりますよ。

 

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三島大 @ron_7770211

単なる一つの手段です。

結ばなくて良いに越したことはないですが、最悪有りだと言うだけです。

早く卑怯な態度を改めて私の質問に答えてください。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

さっき内容は関係がないと述べておられましたが、

「結ばなくて良いに越したことはない」というのは、

改憲案の内容によっては反日勢力と手を結んでまで

阻止しないという理解してよろしいでしょうか。

 

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三島大 @ron_7770211

数の論理のみによる改憲(規範の変更)が我国では革命行為なのです。

ですから内容がどうあれ改憲には反対。

こんな簡単なことが分らないから戦後保守のホープ、

靖国に参拝すると言ってしない安倍元総理も八月革命説を認めるのでしょうね。

八月革命説を認める保守って…。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

「数の論理のみによる改憲(規範の変更)が我国では革命行為」というのであれば、

そういう規定が前提になっている日本国憲法は、

講和条約としても無効じゃないでしょうか。

憲法としては無効だが、講和条約としては有効という論理に問題が出てくると思います。

 

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三島大 @ron_7770211

本当に南出先生の著書を読んで批判しているのだろうか?????

占領憲法第96条は大日本帝国憲法第七十六条第一項により

大日本帝国憲法違反なので講和条約としても無効。

真正護憲論の根幹が理解できていないか、

理解できないのに批判していると考えざるを得ない。

  

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谷田川惣 @yatagawaosamu

じゃあ、参議院と貴族院はまったく性質が異なるので、

帝国憲法第76条第1項により参議院は無効となります。

したがって戦後の立法のほとんどは無効となります。

 

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三島大 @ron_7770211

それも南出弁護士の著書に書いてありますが…。

参議院は大日本帝国憲法第十三条の講和大権の行使によるもので、

大日本帝国憲法にその存在を担保されています。

参議院は大日本帝国憲法(講和大権)に合憲な議決機関ですから、

もちろんそこから生まれた法律は有効です。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

なぜ貴族院とまったく関係のない組織が

講話大権を継承することができるのですか?

一般国民から自由に選挙で選んだ貴族院議員など、

まったく性質が異なるのですから、

講話大権を継承する権限などないはずですが。

 

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三島大 @ron_7770211

谷田川先生。最初に提示された質問には答えておりますので、

こちらの質問にご回答ください。

質問を延々続けるのはあなたの毛嫌いする半日勢力の大好きな手法ですよ。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

私の指摘はすでに表れているように憲法論とすべてつながってきますから、

前提確認としてやっているわけです。

こんな確認で困るようでは議論など難しいですよ。

私は反日勢力からいくら質問をぶつけられても別に困ることは何もありませんが。

 

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三島大 @ron_7770211

和を講すから講和大権。『講話』ではない。

憲法を論じるのであれば気をつけて頂きたい。

そもそも論としてこれらは全て南出弁護士の著書に著されているのだが

読んでいないということでよろしいのか?

読んで議論しているのなら確認など必要ないはずなのだが…。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

失礼、講話→講和。

大事なところで南出氏の著書を読んでいないのか、という指摘はまずいですよ

私はあなたと対話しているのです。

すぐにわかると思いますが、

これまでの話とあなたの質問は全部つながっているのですよ。

しっかり答えていただければすぐにそこに到達しますよ

 

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三島大 @ron_7770211

読んでいるのかいないのかだけお答えください。

読んでいない人の批判を真に受けて答えてもしょうがないですので

上念某さんのように読まずに批判だけしてくる訳の分らない方もいらっしゃいますので。

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

一応、読んでますよ。

それで貴族院という選挙をしてはならない組織の役割を、

一般国民から選挙で選ばれた参議院が、

帝国憲法下の講和大権を継承するという根拠はどこにありますか。

 

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三島大 @ron_7770211

谷田川先生が考える参議院の正統性の根拠とは何ですか?

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

参議院の「正統性」って何?

憲法に定められていることが「正当性」としか言いようがない。

それを認めないのであれば、

根本的性質の異なる貴族院と参議院の法的連続性について

説明していただきたいと述べています。

 

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三島大 @ron_7770211

正統性の根拠は日本国憲法と言うものですね。わかりました。

では参議院はどのような理由でつくられたのですか?

なぜ貴族院のままではいけなかったのですか?

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

違う違う逃げちゃだめですよ。ここ大事なところ。

76条1項を持ち出したのであれば、

貴族院と性質の異なる参議院の根拠を示さなければなりません。

別にわからなければいいですよ。

南出氏がそう言ってると。

それはそれで話を進められないことはないですから。

 

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三島大 @ron_7770211

心配なさらなくても大丈夫ですよ。

谷田川先生ご自身の解答が、解へと繋がっていきますから。

ご自身の質問の解をご自身で導くというのも一興でしょう。

参議院はどのような理由でつくられたのですか?

なぜ貴族院のままではいけなかったのですか?

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

こんな大事なところをすっ飛ばそうとするなら、打ち切りますよ。

ここを曖昧にしたら、最初の反日勢力と手を結んでまで

講和条約の改正が認められないというところまで全部、

あやふやになってしまい、

これまでの流れが無意味になってしまうからです。

 

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三島大 @ron_7770211

だから大丈夫です。

谷田川先生が答えていけば解に辿り着きますから。

参議院の正統性を認めておられるのだから簡単なことですよ。

参議院はどのような理由でつくられたのですか?

なぜ貴族院のままではいけなかったのですか?

 

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谷田川惣 @yatagawaosamu

じゃあ、打ち切りま〜す。

そもそも私は貴族院と参議院が連続しているなどと述べていないのですから、

その質問に何の意味があるのか、まったく理解できないからです。

どこの誰だか知らない人と真摯に対話しているのに、

ちょっと失礼でしょう。

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三島大 @ron_7770211

そもそも私は貴族院と参議院が連続しているなどと述べていない(谷田川氏の発言)。

では何故、衆・貴両議院で議論され

一応の改正手続きを経た日本国憲法が有効なのでせうね?

日本国憲法の制定は帝国議会の衆・貴両議院で行われているのにも関わらず…。

論理矛盾ですね。

 

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[解説]

見たままなので、解説はいらないですかね(苦笑)

最後の発言など気の毒で仕方がないほどでした。

帝国憲法の改憲手続を経たことで連続性を担保した日本国憲法と、

憲法の中身である貴族院と参議院の連続性の違いをまったく理解できていない。

帝国憲法の改正手続により、貴族院と参議院の連続性を確認する必要はないのです。

むしろ、帝国憲法が改正されていないという論だからこそ、

帝国憲法という枠内で、

貴族院が参議院となった法的根拠を説明しなければならないのですが、

そのことを理解する能力が、まったく欠けていたようです。

 

参議院の合法性について、帝国憲法13条の講和大権にあるというところまでは、

南出氏の著書に書いてあるので、すんなり回答しているんですが、

その一歩先、貴族院と参議院の根本的な性質の違いを指摘すると、

南出氏の著書に書いていないので、突然、答えられなくなって、

懸命に話を違う方向に持っていこうとします。

 

憲法学者の倉山満氏が新無効論に対して指摘する、

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100%合意できないと手を組めない。

狂信的な攻撃を加えてくる。(布教だから)

しかし、その攻撃は「南出教典」をひたすら繰り返すだけ。 

例)お前はバルカン人か?と言われても、

南出教典に出てこない単語なので何のことかわからない。

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という傾向が典型的に表れてしまったケースではないかと思います。

 

そもそも「三島大 @ron_7770211」さんは、

「皇室に正統な皇室典範を奉還するべきと考えないのか」、

という質問をしたかったようですが、

私が「そう思う」と答えたところで、

その議論に何の意味もないということを気づいていなかったのだろうか。

その方法は、改正ににより実現するべき、と答えれば、

現憲法の効力論に話を移していかなければならないのですから、

結局、現憲法が帝国憲法に反しない限りにおいて講和条約だという彼らの話になって、

それならば、参議院はどうなるのか、という話をしなければならなかったのです。

 

ですから、私はそうなることを見通して、

反日勢力と手を結んでも改憲に反対するのか、という問題提起から、

現憲法が講和条約だとする新無効論の話に入っていったのですが、

そのことがわからず、なぜ私が質問を繰りかえして、話を逸らすのか、

という気持ちになっていたのでしょう。

 

本当はもう少し続けておれば、第一の質問、

@占領された国家の原状回復とは主権回復のことか(Y/N)

のところまで発展するはずでした。

南出氏は帝国憲法13条に基づき、講和大権のために

参議院は帝国憲法に反せず、存在が認められると主張した。

戦後の衆議院、参議院が帝国憲法に反せず、講和大権が存在するなら、

主権国家として日本国憲法を追認する権限も存在するはずです。

さらには新無効論者は国会で無効確認の決議を求めているが、

いつでも無効確認の決議ができる状況にあるというのは、

裏を返せば、どこからの圧力もなく、主権国家として原状回復していることの証明でもあります。

そのような状態の主権国家が、国家の最高法規という前提で、憲法を運用すれば、

追認行為として、日本国憲法が憲法として確定することになります。

そのなかで、帝国憲法との連続性を否定しておれば、

法的に国家体制が一度断絶してしまうことになり、

それはすなわち八月革命説を容認してしまうことになってしまうのだ、

ということを私は何度も指摘してきたのです。

つまり、憲法無効論者は、無意識に自分たちが

八月革命説を唱えてしまっていることに気づいていないのです。

どうも、このことがなかなか伝わらないようですが、

このページを最後まで読んでいただいた人は、

一連のやりとりから、よく理解していただけたのではないかと思います。




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