かたちと関係の風景デザイン
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岸和田カンカンの風景

大阪芸術大学 松久喜樹

 

 

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 岸和田旧港の再開発計画に以前関わり、 その最大の立地条件の売りである水辺をデザインしたことがあった。 ここにはその目の前に巨大な阪神高速湾岸線の道路橋がそびえ立ち他の風景を圧倒している。 水辺に近づけばまちがいなく視界から消すことは到底不可能というものであった。 この無粋な架橋もアーチ橋それ自身のデザインは悪くない、 見せ方によっては視線を誘導してランドマークとすることができるのではないかと水辺の広場との関係で提案したことを思い出す。 イタリアの広場に見られるように、 狭く薄暗い通路から広場に出たときに感じる明るさと開放感、 それを演出したかった。 さらにベニスの有名なサン・マルコ広場の空間構成も取り入れ、 アーチ橋が丁度広場の中央にくることを意識した。 広場の形は矩形から円形になったが、 基本コンセプトは生かされているように思う。

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