数々の歴史的建造物や史跡などをはじめとして、 環境デザインの歴史は、 現実的には古く時代をさかのぼる。
しかしながら、 今回のフォーラム主旨を考える上で、 あまりに古い時代から現代までの変遷を追ったのでは、 少し焦点がぼけるように思えるので、 「環境デザイン」もしくは「都市デザイン」という名の下で様々な試行錯誤が行われるようになった、 戦後以降に時代を絞って考えてみたい。
砂利道が黒舗装(アスファルト舗装)になり、 電信柱の裸電球が街路灯になり、 道標が規格的な標識として整備され、 今日のパブリック空間の骨組みが概ねできあがった時代を起点と考えることにする。
時代背景の設定について
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