冒頭に記させていただいたように、 フォーラムのテーマ「都市環境デザインのファッションとモード」について、 独断的な判断で「原型(プロトタイプ)」を切り口に、 パブリック空間の変遷をまとめさせていただくこととなった。 また、 時代設定やここで選択する背景や出来事についても、 主観的な判断によりおこなっており、 重要な事象の漏れや、 不適正な取捨選択など、 決して十分なものとはなっていない。
また、 ここで取り上げた事例は、 私が所属するGKグループの活動を中心にまとめさせていただいた。 パブリック空間の変遷といった大きな命題について、 非常に私的な部分から実例を取り上げたことについてお詫びを申し上げるとともに、 取り上げた実例が「パブリックデザイン」のごく一部を例示したものであることにご理解をいただき、 お許しいただきたい。
おわりに
門脇宏治 かどわき こうじ
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環境デザイナー、 (株)GK設計大阪事務所設計室室長。 大阪芸術大学芸術学部環境計画学科卒業、 京都市立芸術大学大学院美術研究科(環境デザイン)修了、 89年株式会社GK設計入社。 GK設計建築設計部(東京)を経て94年より同社大阪事務所勤務、 現在に至る。
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