フォーラムに向けて
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光の色
高圧ナトリウム灯のオレンジ色(阪神高速道路・神戸線)
商店街のあかりを電球色に改修(神戸市・新開地)
街を構成する光の色(色温度)は人工照明の技術の進歩と密接な関係がある。 初めて高速道路に赤黄色の低圧ナトリウム灯が設置され、 暗かった路地に蛍光灯防犯灯の白い光が点在し始めた時代には、 使える光源やコストに様々な制約があり、 その色や手法そのものが今ではある時代を語ってしまう。 現在では、 心地よい電球色の黄色い光も、 エネルギー消費量の少ない蛍光灯で再現ができ、 街のあかりデザインはやっと自由なツールを手にいれつつあるのではないかと思う。
J.ジャーディ設計・バスターミナル(名古屋市)
そのような背景の中であえてファッションを語るなら、 「LED青」だろう。 最先端の光源であるLEDは、 その可変色性を活かした事例にことかかないのであるが、 その中でも、 「青」の事例が特に目につく。 使い方に慎重を要する難しい色光の中で新種のアイポイントとして定番になるのかもしれない。
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