フォーラムに向けて
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91年のライトアップ(四天王寺)
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民間マンションのファサード2002年(神戸市)
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80〜90年代に都市の照明手法の代表選手となったライトアップであるが、 その手法は様々に発展し今日では多岐にわたっている。 環境への影響や夜の暗さの再認識など社会的な議論も含め、 明らかにファッションからモードへと成長した。 現在では、 専門家でなくてもその言葉が認知され、 橋梁や歴史的建造物、 公共建築のみならず、 広く民間の施設や住宅などにもその手法が取り入れられている。 どういった形であれ、 樹木や街のエレメントを「綺麗だ」と広く一般の人々が認識する機会になっていることそのものが重要で、 美的なものやデザインへの関心が専門家だけのものでなくなることが、 豊かな街を創っていくためには欠かせないことだと思う。
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