緑の多い公園……と思いきや、 高木の向こうは地下に埋められた冒険館。 植村直己が最期を遂げたマッキンレーのクレバスをモチーフにした直線状の通路から地下に降りていき、 室を巡って、 通路から出ていく。 スカイライトから降り注ぐ光は、 クレバスの神秘や恐ろしさを感じさせ、 各室は植村の魂を内包しているようであった。 地下にもぐりながら、 地上の建物以上に存在を主張している。 自然との関わり方を示すひとつのモード。
ムカシムカシ
地下にもぐった建物
□植村直己冒険館(兵庫県日高町)
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