都市環境デザイン会議関西ブロック幹事の堀口です。
都市環境デザイン会議は、 建築、 土木、 都市計画に関係するデザイナーや研究者などで構成される実働的な組織です。 年に1回、 過去12回のフォーラムを開催してきました。
昨今の民間工事や公共工事の減少に見られるように、 実際のものづくりの現場は少し元気のない状況が続いています。 しかし、 このような時期だからこそ、 今まで大量に生産してきた都市空間を省みて、 デザインの浪費などを反省する必要があるのではないかと思いました。 今日はその良い機会ですので、 デザインについてゆっくり考え、 議論していただきたいと思います。
また、 このフォーラムと併設して道頓堀プロジェクトのパネル展を行っています。 道頓堀プロジェクトは、 阪神タイガースの優勝に関係なく、 かなり前から都市再生というテーマのもとに水辺空間の整備を目的に進んできました。 都市環境デザイン会議からも提案をしようということで、 メンバー十数人がコラボレーションしてきました。 前例のない同業種のコラボレーションであるため、 喧喧諤諤としましたが、 今日プレゼンテーションできる形でまとまったのは、 皆さん仲が良い証拠だと思います。
今回のフォーラムは、 フォーラムの中で議論していただくデザインのあり方や変遷などと、 それに対してデザイナーやプランナーがどのように関わり、 仕事をしていくべきかという2つの側面で構成していこうと考えています。
では宜しくお願い致します。
開会あいさつ
都市環境デザイン会議関西ブロック幹事・アルパック 堀口浩司
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