第15回都市環境デザインフォーラム・関西
デ ザ イ ン の 力
記 録
2006. 11. 25
趣 旨
2006年度の第15回都市環境デザインフォーラム・関西は「デザインの力」がテーマです。
景観法の施行やまちづくりにおける住民参加の普及など、都市デザインをとりまく状況は激変し、より今日的なプロフェッショナリズムとは何かが問われています。
インテリアやプロダクトなど消費型のデザインブームに対し、日常的で恒久的な「都市デザイン」の視座がいかなるものであるべきか、熱い議論を交わされるべき時が来ています。
ケビンリンチは、環境評価の次元として、活力(Vitality)・感覚(Sense)・適合(Fit)・到達(Access)・管理(Control)の5つを挙げていますが、その中で特に、感覚(Sense)という部分の評価がなかなか難しいと言われています。
今回は、広義の「デザイン」に対しその感覚(Sense)の部分に特にフォーカスしつつ、「デザインの力」を再確認するために、【共振】【ファサード】【レイヤー】という3つの切り口による分科会によって、熱く議論しました。
フォーラム委員長
中村伸之
(造園家・ランドデザイン)
高原浩之
(建築家・HTAデザイン事務所)
長町志穂
(照明デザイナー・LEM空間工房)
記 録
基調講演・まとめ
北川フラム「生理としての都市デザイン」/鳴海邦碩「まとめ」
これがデザインの力だ
分科会の議論の報告セミナーの記録
当日へ向けた資料
フォーラムに向けて
基調講演の北川先生をはじめ、パネラーの方々のフォーラムに向けた呼び掛け
これがデザインの力だ
会員をはじめ都市環境デザインに感心をもつ方々からの投稿による写真集
プログラム
午前10時より 基調講演
北川フラム氏「生理としての都市デザイン〜ヒルサイドと越後妻有の経験から〜」
北川フラム 氏略歴
1946年新潟県高田市生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。
出版から音楽、企画展のプロデュース、都市・建築・まちづくりにおけるアート計画など活動は多岐にわたり、自ら美術・文化評論の執筆活動も行う。
代表的なプロジェクトとして「ファーレ立川アート計画」など。
1997年より十日町地域ニューにいがた里創プラン事業総合コーディネーターとして、越後妻有アートネックレス整備構想に携わり、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2000、2003」では総合ディレクターをつとめる。
午後1時より分科会(分科会Bは12時40分より京町掘ウォッチング)
分科会A 「共振し生き続けるデザイン」
パネルディスカッション形式
「デザインの力」を場所に生命を吹き込む力であると考え、コラボレーションの経験豊かな建築家とランドスケープアーキテクトが光、風、水、土、緑という形のない「場所の生命」を共振させるデザインについて深く語り合います。
●パネラー
辻本智子
(辻本智子環境デザイン研究所)
菅 博嗣
((有)あいランドスケープ研究所)
乾 亨
(立命館大学産業社会学部)
竹原 義二
(無有建築工房)
コーディネーター:中村伸之
(ランドデザイン)
●コーディネータによる呼掛け
ワードファイル
分科会B 「歩けば見えるファサードデザイン」
テーブルディスカッション形式
活気のある街、歩いて楽しい街、大人の雰囲気が漂う街、そこには、必ず街の顔となるファサードがあります。
京町堀をケーススタディーに街の声、都市デザインの専門家、デザイナーを交え、歩く人の視点で街づくりのための「ファサードデザインの可能性」について議論します。
なお12時40分から30分ほど京町堀のショートタウンウォッチングを行ないます。
●討議参加者
忽那 裕樹
(E-DESIGN)
北野 幹夫
(大阪府住宅まちづくり部建築指導室建築企画課)
北川フラム
(アート・フロント・ギャラリー)
前波 豊
(ヘミングウェイ)
吉野 国夫
(ダン計画研究所)
井口 勝文
(京都造形芸術大学)
岸田 文夫
(滑ツ境開発研究所)
小浦久子
(大阪大学大学院工学研究科)
コーディネーター:高原浩之
(芥TAデザイン事務所)
●コーディネータによる呼掛け
ワードファイル
分科会C 「レイヤーのデザイン〜時間軸で考えるデザインの力」
テーブルディスカッション形式(朝まで生テレビ風)
「異なるつくり手が年月の中で重ねていくデザイン」に焦点をあて、建築・色彩・照明・マテリアル・ファニチャー・植栽などのつくり手がそれぞれの立場から「デザインの力」について語り、人が幸せに過ごすためにあるべき都市デザインのレイヤーについて議論してゆきます。
●討議参加者
杉山朗子
(株式会社日本カラーデザイン研究所)
江川直樹
(関西大学/現代計画研究所大阪)
金澤成保
(大阪産業大学都市環境学科)
藤脇慎吾
(FUJIWAKI DESIGN)
大矢京子
(都市環境計画研究所)
佐藤 肇
(株式会社コトブキ タウンスケープ事業推進本部)
藤田浩暢
(日本興業株式会社 都市環境事業本部 事業企画担当)
コーディネーター:長町志穂
(LEM空間工房)
●コーディネータによる呼掛け
ワードファイル
4時より
各分科会のまとめと報告
報 告 各分科会コーディネーター
まとめ
鳴海邦碩
(大阪大学)
日時・場所
日 時 2006年11月25日(土)
開場:9:30、開演 10:00〜17:00 ( 18:00 より懇親会)
場 所
大阪科学技術センター(うつぼ公園)
投稿募集(終了しました)
「これがデザインの力だ!」「このデザインが空間を豊かにしている」「人々を幸せにしている」と訴える写真とその説明を投稿ください。ご自身が関わられたデザイン、関わられなかったデザイン、いずれでも構いません。
小冊子、HPを作成し、都市環境デザインフォーラムの議論を深め、社会に発信します。
フォーラム参加申し込み
●資料代、会員1000円、学生1000円、一般2000円を当日受け付けにてお支払い下さい。
第15回フォーラムに参加申込
ご 氏 名
所 属
E-Mail
分科会第一希望
ABCの分科会のうち第1希望の記号をお書きください
分科会第二希望
ABCの分科会のうち第2希望の記号をお書きください
分科会の決定は開催前日までにE-mailでお知らせします。
懇親会参加
参加費は5千円。参加される方は○とお書きください。
また上記ボックスでの送信に不具合がある時は下記にメールまたは上記をファックスください。
前田裕資
maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp/075-342-2605
主催・後援・協賛
主 催:都市環境デザイン会議関西ブロック
後 援:(社)日本都市計画学会関西支部
(社)土木学会
(社)日本建築学会
(社)日本造園学会
(社)大阪府建築士会
(社)日本商環境設計家協会関西支部
(社)日本建築家協会近畿支部
大阪府
大阪市
神戸市
京都市
独立行政法人都市再生機構
協 賛:
田島ルーフィング株式会社
株式会社コトブキ
(株)住軽日軽エンジニアリング
株式会社因幡電機製作所
ヨシモトポール株式会社
東邦レオ株式会社
株式会社マツオコーポレーション
積水樹脂株式会社
大日コンクリート工業株式会社
トステム株式会社
荒木窯業株式会社
大光電機株式会社
松下電工株式会社
日本興業株式会社
ヤマギワ(株)
新明和エンジニアリング株式会社
神戸ペイント株式会社
株式会社INAX
株式会社平田タイル
日本電気硝子株式会社
株式会社遠藤照明
ポスターダウンロード
表
、
裏
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都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai
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