都市観光の新しい形
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開会の挨拶

JUDI関西ブロック代表幹事 千葉桂司

 

 ご紹介いただきました千葉でございます。今日はたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございます。

 今年この都市観光の新しい形というテーマでフォーラムをやろうということで議論をしていたときに、同じような事を岸和田市さんもお考えになっているということを聞きました。そこでできれば岸和田市さんと一緒に出来ないかということで、この会場も岸和田市さんからお借りして、実際に街を歩きながら現場でやろうということになりました。

 この間、岸和田市さんには会場の手配など大変お世話になりました。この場を借りて厚くお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 今日は市民の方もたくさんご参加いただいていますので、都市環境デザイン会議がどんな会かということを若干ご説明させていただきます。

 この会には都市や環境、デザインを専門にしています専門家・コンサルタント・大学の先生、あるいは行政の方などが参加しています。分野で言えば、例えば建築とか土木・ランドスケープ・音・照明・明かりといった、都市のいろんな環境にかかわる専門家が、都市をこれからどのようにして美しく魅力的なものにしていけるのか、一緒に考えようということで横断的に活動している会でございます。

 全国で450人ほどの会員がいますが、一番活発なのが関西グループではないかと思っております。だいたい110人くらいのメンバーが集まっております。

 そういった中で、この16回目のフォーラムは大阪産業大学の金澤先生を委員長に迎え、「都市観光の新しい形」をテーマとしてお話を進めさせていただきたいと思っています。

 皆さんもご存知のように、今、地域でいろんなまちづくり活動が盛んになっています。わが町の誇りになるものを見つけ出し、それを磨いて育て、それを梃子に他の地域の方々と交流したり一緒にまちづくりを楽しむといったことが観光という形をとりながらはじまっています。そういうものを今日はご披露いただこうと思っているわけです。

 基調講演には長崎さるく博をプロデュースされた茶谷さんをお迎えし、続いて関西から四つの事例をお話しいただきます。

 いろんな議論があろうかと思いますが、これからの新しい観光のあり方を、皆さんと一緒に考えることができればと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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