都市観光の新しい形
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共催のご挨拶

岸和田市副市長 明瀬正武

 

 皆さんこんにちは。岸和田市の明瀬と申します。よろしくお願いします。

 本日は第16回の都市環境デザインフォーラムということで、このように沢山の皆様方が、ご参加くださり本当にありがとうございます。

 今回のフォーラムのテーマは「都市観光」となっております。

 国のほうでは観光立国を目指しており、また大阪府におきましても観光戦略プログラムを作成いたしまして、さまざまな施策を展開しているところでございます。

 本市といたしましても観光振興は産業振興の大きな柱と位置づけております。岸和田の魅力づくりであるとか、あるいは賑わいのあるまちづくり、こういったものを実現していくために、本日ご出席のランドデザインの中村先生にも色々ご指導いただきまして、観光振興の基本となる観光振興計画を本年(2007年)10月、策定したところです。

 この計画は、従来のように大規模開発を目指して観光振興をやっていくということではありません。ソフトを優先する、市民との協働によるまちづくり観光、こういうものを進めていくということにしております。人情・伝統・ふれあい、こういう岸和田独自の魅力をできるだけ発信して、本市を訪れる人々とのさまざまな交流により、岸和田の良さをアピールしていきたい。このように考えております。

 本日のフォーラムで基調講演されます茶谷先生の長崎さるく博につきましても、市の観光振興計画の策定にあたりまして、参考にさせて頂いているところでございます。

 岸和田市では古くから、お城を中心とした文化や産業、本町の歴史的な町並みなど、城下町として特徴ある地域にあったまちづくりに取り組んでまいりました。午前中のエクスカーションでも、その城下町をまち歩きしていただいたと聞いております。本市のまちづくりにつきましても、皆様方の忌憚のないご意見を、どうかお寄せ頂きたいと思っております。

 最後になりますが、本日のフォーラムが実り多き成果をあげられますよう、また皆様方の今後のますますのご発展とご多幸をお祈り申し上げまして、簡単ではございますが、私からのご挨拶とさせて頂きます。

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