進行(金澤):
先ほどの事例報告は大変勇気づけられる内容でした。尼崎のような観光ではマイナスと思われていた所からでも、湯たんぽが観光資源になるし、何もなかったという高槻もゼロからでも観光開発はできるという事例でした。私はアイデアをたくさんいただけた有意義なお話だったと思います。
これから始めるパネルディスカッションでは、今まで話されてきた様々な事例を次の4つのテーマから見て議論を進めていきたいと思います。
以上のポイントについて、ディスカッションの前に私から簡単に説明してみます。
はじめに
(1)なぜ都市観光に新しい視点なのか
新しい視点については茶谷さんからお話をいただいていますが、もう一度この4人で考えてみたいと思います。
(2)なぜ「暮らす、歩く、楽しむ、招く」なのか
すでに基調講演、事例報告の中で様々なアングルから見た4つのテーマが描かれていましたが、その意義というものをパネラーの方々とともに確認したいと考えています。
(3)都市プランナー・デザイナーに期待される役割とは
私たちが所属している都市環境デザイン会議は、都市環境デザインの専門家の集まりです。我々専門家は都市観光というテーマを、どのように受け止め、どのような役割を果たすべきか。それをパネラーの方々と共に考えていきたいと思います。
(4)岸和田への提言
岸和田市はディスカッション、事例報告にもありましたように、観光という面でも大きな可能性を秘めている都市です。そこで、最後にパネラーの方々に岸和田への提言を頂きたいと思います。
また今日は、会場に地元である岸和田の方々を始め沢山の方々にお越しいただいております。時間の許す限り、質疑応答もしていきたいと思います。
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