この石舞台の石組みは先ほどの彫刻家の石川さんですが、 石舞台の床は韓国の作家のチョンさんが担当でした。 石舞台の仕上げ処理をどうするかが激論になってしまいました。前に 本文へ 次へ
作家としては「ここは土のまま、 あるいは芝生のままおいておいてくれ」という話ですが、 我々としてはやはり、 ここがどういう使われ方をするのかということと、 その後のメンテナンスの問題を考えないわけにはゆきません。
我々は「多く活用される部分に関しては石で舗装しましょう」と主張しました。 最終的には意見を擦りあわせることがが出来ないまま、 作家はこのままで終わられて帰っていきました。