参加型デザインの実践
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作家と住民とランドスケープデザイナー

画像ooy019 改行マーク国際彫刻シンポジウム開始です。 これは参加作家の方々に説明を聞いていただいるところです。 まず計画プランをご説明し、 コンセプトを受けていただいた上で、 作家の方々にその空間でどういった作品をつくっていただくかということを考えていただいたわけです。

画像ooy020 改行マーク次の約2週間ぐらいで、 作家の方々が作品を粘土なりで構成してこられました。 その作品について説明していただいています。

画像ooy022 改行マークそのプランの方向性がだいたい決まったところで、 住民の方々に環境彫刻フォーラムということでご説明させていただきました。

画像ooy024 改行マークこのときは地元の石材ということで、 町の方々もそういった石を使ってくれるのかと、 かなり好印象を持っていただいたと思います。

画像ooy025 改行マークこれが出てきた石です。 制作会場となった約3000m2の土地がポイントでした。 これだけの土地は都心部ではなかなか確保できません。 ここは福岡地区のすぐ近くで、 その先には八幡山公園があり、 車で運びました。 約1,000トンの石を出しまして、 使用した石材が大小あわせて800トンぐらいです。

画像ooy026 改行マークこれは大きすぎて出せない石を、 山の上の方で半割りにしているところです。

画像ooy027 改行マーク先ほどお話ししたとおり、 このとなりには八幡山神社がありました。 神社そのものを触るというわけではないのですが、 神主さんに来ていただきました。 会場や石のお祓いをしていただき、 無事を祈願していただいています。 約3年間にわたって事業を進めましたが、 その折々に神主さんに来ていただきました。

画像ooy028 改行マークこれは制作会場で、 作家がつくっているところです。

画像ooy029 改行マーク作家はこのような形で粘土でイメージを作ります。 我々ランドスケープ・デザイナーは作品をどう図面化するかということと、 その構造、 それから基礎の問題などを調節し、 構造計算したりしながら、 共同してこのような空間づくりをしたわけです。

画像ooy031 改行マークイギリス人の作家です。

画像ooy032 改行マークドイツ人作家。

画像ooy033 改行マークオランダ人作家。

画像ooy034 改行マーク日本人作家。

画像ooy035 改行マーク大きな石を切るために西日本でも2台しかない大型の切削器を制作会場に運び入れ、 石を切削していきました。 実はちょっと危険なんですが、 地元の方とか近隣の方々が制作会場を訪れ、 記念写真を撮られ、 作家の方々との交流が生まれていたようです。

画像ooy036 改行マークこれは、 作り手側の彫刻家と、 ランドスケープデザイナーが激論した場面です。 石川さんは石舞台を担当されたんですが、 造形性を主張する作家側と、 公共施設を整備するという立場で公園づくりをしているランドスケープデザイナーとしての我々の意見が大きく食い違い、 彫刻オルガナイザーの方も加わって約5時間ぐらい議論しました。

画像ooy037 改行マークこの石舞台の石組みは先ほどの彫刻家の石川さんですが、 石舞台の床は韓国の作家のチョンさんが担当でした。 石舞台の仕上げ処理をどうするかが激論になってしまいました。

改行マーク作家としては「ここは土のまま、 あるいは芝生のままおいておいてくれ」という話ですが、 我々としてはやはり、 ここがどういう使われ方をするのかということと、 その後のメンテナンスの問題を考えないわけにはゆきません。

改行マーク我々は「多く活用される部分に関しては石で舗装しましょう」と主張しました。 最終的には意見を擦りあわせることがが出来ないまま、 作家はこのままで終わられて帰っていきました。

画像ooy038 改行マークこれが問題の舗装です。

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