人間が勝手をやりすぎていろんな問題が起きているのに、 人間が『共生』というのはどうも気恥ずかしいというのがあるのです。 この何十年間か勝手をやりすぎて、 それが基本的に都市に集中して、 地球環境の問題に影響を与えています。 私たちの世代は、 高度成長期には急成長のひき起こす諸問題を解決したり都市をよくしようと一生懸命やってきたのですが、 結果的には様々な環境問題を起こしているという意味では、 あまりおおっぴらに環境共生を言いにくい点があります。
私は都市計画専門で、 何年間も高度成長期の都市づくりをお手伝いしてきて、 責任の一端を担わなければいけない立場にいます。 ですから都市計画をどのように変えていったら良いかを考えています。
『共生』について語るということ
共生という言葉には、 よく分からない、 曖昧なところがあります。
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