2 研究会の活動状況
図1 大阪市域の地図 |
最初の年は南恩加島地区を対象として検討を行いました。
次の年には、 大阪市域の中で戦災にあっていないエリアはどこか、 過去において面的な基盤整備を行われているエリアはどこか、 さらには江戸時代の浪速百景に描かれている地区はどこかなどを調査し、 それらを重ね合わせ、 17の地区を浮かび上がらせました。
次の段階として、 それらの地区についてどのようなまちづくりの可能性があるかをさぐるために、 簡単なイメージワークを行いました。
平成11年度は、 全体のグランドプランの研究に加えて、 前述の17地区の中から、 工場の跡地をタネ地とした大規模開発をテーマに「大川周辺」、 既成市街地の再生をテーマに「船場」を取り上げ、 ワーキング形式で研究を行ないました。