行ってみたい大阪・船場
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2 研究会の活動状況

 

 まず平成9年度には、 近年、 土地利用が大きく変わろうとしているベイエリアの工場系や港湾系の地区で、 主に居住を中心とした都市的な土地利用への転換の方向性を探りました。

 平成10年度には対象を大阪市域に広げ、 大阪の魅力あるエリアを抽出して再生のイメージづくりに取り組みました。 平成11年度には、 さらに大阪全体のグランドプランを深めていくとともに、 2地区のモデルスタディを行いました。

 今年度は半年ほどスタートが遅れており、 具体的な検討はこれから詰めることになっています。

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図1 大阪市域の地図
 図1は大阪市域の地図です。

 最初の年は南恩加島地区を対象として検討を行いました。

 次の年には、 大阪市域の中で戦災にあっていないエリアはどこか、 過去において面的な基盤整備を行われているエリアはどこか、 さらには江戸時代の浪速百景に描かれている地区はどこかなどを調査し、 それらを重ね合わせ、 17の地区を浮かび上がらせました。

 次の段階として、 それらの地区についてどのようなまちづくりの可能性があるかをさぐるために、 簡単なイメージワークを行いました。

 平成11年度は、 全体のグランドプランの研究に加えて、 前述の17地区の中から、 工場の跡地をタネ地とした大規模開発をテーマに「大川周辺」、 既成市街地の再生をテーマに「船場」を取り上げ、 ワーキング形式で研究を行ないました。

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