緑としての建築
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論点

 

1。 緑はインフラたりえないか?。

 (これは、 先のプレセッションで、 井口が「つまり緑そのものはインフラではない」とする意見に対するもの)。

2。 京都の町並みは「壁」か?。

 (「壁の存在感が町の存在感です。 ………都市の証しです」と言う井口の意見に対して、 上野は「建築は壁か、 屋根か」という捉え方の違い、 そのバックとなる文明的な相違を指摘、 日本の建築は、 基本的に「屋根」であって、 壁は必ずしも必要ではなかった、 今も出来れば無い方が良い、 という意見)。

3。 京都の持つ“都市性”は、 東京、 大阪とは違うのではないか?。

 (これは、 「土がどこそこのとか、 植木がなにやらとか言うのは………田舎臭い」と言う指摘に対するもので、 建築材料を例にとっても、 京都の近郊地域とのつながりは、 東京や大阪とは違うのではないか、 という議論)。

 以下の記録は、 「緑としての建築」を提唱する上野と、 比較都市文化論的な立場から、 それを批判する井口との対論である。

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