◇ 安全のデザイン理念
*住宅は小さなグループにまとめられ、団地は領域を明確にもつべきである。
*その団地が私有地であることを印象づけるために、団地の入口部分にハンプやせばまった場所、道路の素材の変化を用いるべきである。
*公的アクセスは、不必要な公のアクセスを避けるよう、できるだけ少ないルートに限定するべきである。
*遊び場のような公共スペースは、開放的で周囲の住宅に監視されていなければならない。
*団地全体をカバーする行き届いた照明計画は、侵入者を排除し、犯罪への不安を減少させる。
*住宅の表構えは開放的にし、視線を植裁や高い塀やフェンスによって塞がないようにするべきである。
*住宅内の駐車場が好まれるが、もし公共の駐車場を設置する必要がある場合は、小分けにし視線が通るよう十分に明るくすべきである。
*商業地の開発は、「自然の監視」を増加させるために領域のはっきりした囲み型にすべきだ。
<Paraphrased from "Secure by Design Principals" published by the Home Office Prevention Centre 1994>
◇ ビル・ヒルリー:批判
「団地の日中の<出会いの場 encounter field>は、一般的な市街地街路の夜間における出会いの場のようであることがわかった。これらの自然に利用できる<出会いの場>に関して、この団地の人々は永久の夜を過ごしている。」
◇持続可能なまちへのもっとも大切な挑戦は、その地区の居住者に帰属意識や 地域に対する誇り、責任を持たせることである。
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アメリカのニューアーバニズムの考え
*歩ける街:歩道、路地など。住宅地も商業地も歩いて行ける。
*車利用を抑える:ガレージは見えなくする。路上駐車スペースを採る。
*コミュニティ:住宅を相互の近づけ、住宅を道路に近づける。住民が玄関や近くの公園に集まる。
*混合:住宅タイプ、規模、賃貸料、価格でミックスする。街路沿いの店舗の上に集合住宅を載せる。