犯罪防止に都市環境デザインはどう貢献できるか


都市環境デザインセミナー 2001年第10回記録

犯罪防止に都市環境デザインはどう貢献できるか



 ひったくりなど路上犯罪が増加し、大阪の評判は芳しくありません。郊外の大型商業施設はその周辺に少年非行を誘引しているとも云われています。また、学校での殺傷事件や現金輸送車襲撃など、治安が悪化して市民生活が脅かされています。
 安全・安心は、都市の基礎的条件です。2001年最終セミナーは、都市の安全について考えてみました。
セミナー委員・鳴海邦碩


■講師プロフィール

正木啓子氏
 神戸大学大学院工学研究科修士課程終了。
 大阪府に入庁し、土木部、企画部などを経て現職。
 国土と都市を考える女性懇談会座長、土木技術者女性の会会長、(財)都市防災研究所評議員など歴任。
 現在、都市計画学会関西支部事例研究委員長、土木学会関西支部FCC委員。
 著書に「安全・安心のまちづくり」(共著ぎょうせい)

須谷修治氏
 2000年11月 松下電工(株)を定年退職。主に、屋外照明事業分野の仕事に従事、都市景観・街路・道路及び防犯等の照明設備に関する調査・研究と企画・設計業務を担当。照明学会専門会員、日本防犯設備協会・防犯照明委員会委員長など。
 現在、照明学会関西支部「街路照明研究調査委員会」委員、日本防犯設備協会・防犯照明委員会特別委員などで活動中。



講演記録


環境設計による安全・安心まちづくり

大阪府建築都市部副理事兼都市整備推進課長 正木 啓子



大阪の犯罪状況と府下・街路照明の実態調査報告

(財)都市防災研究所 客員研究員 須谷修治



ホームページに見る「安全まちづくり」

大阪大学 鳴海邦碩




質疑応答





この記録は田渕真弓子さんとYu-Yu編集工房の前田祐子さんが起こされた記録を、講演者にチェックいただいたものです。

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