小浦:
それでは2002年第3回のセミナーを始めます。
昨年の第10回フォーラム「街の遺伝子−都心の環境デザインを考える」では、 都心の環境デザインを考えるための視点の一つとして「街の遺伝子」があったわけですが、 これが非常にわかりにくい切り口だったうえ、 当日はかなり盛り沢山の情報が詰まっていたので、 結局肝心の「都心の環境デザイン」とはというテーマが未消化に終わった感がありました。
そこで今日は「街の遺伝子・その後」ということで、 大阪の都心である船場をケーススタディにして再度「都心の環境デザイン」について考えてみたいと思います。
お手元の資料は、 昨年のフォーラム後の船場についての新しい情報です。 最近の船場の動きをご紹介するとともに、 前回フォーラムで行ったワーキングのテーマでもあった「伝える」「住まう」「創る」の三つの視点に沿って議論の材料を提供したいと思います。
はじめは岸田さんです。 前回フォーラムでは「伝える」というテーマでご報告いただきましたが、 今日は船場問屋街のその後についてお話しいただきます。
はじめに
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