奉行窓(ぶぎょうまど) 主として土蔵造りの倉の窓形式として使われているもので、 長方形の開口部に太い塗ごめの堅子をいれたもの。 堅子は元来は木の角木を芯にしたものであるが、 後に帯鉄を堅子代わりに、 また帯鉄を縦横に組んだりして、 金網を張るものがあらわれてきた。 窓内側に引戸を入れる。 (倉敷市教育委員会文化財保護課 吉田晴幸)