セミナーの2週間後に、 地元の小中学生を対象とした発表会を行い、 「百年後」のイメージ写真を見ながら、 感想を語ってもらいました。
皆さん、 半年間お付き合いいただきまして、 本当にありがとうございました。
・ここは屋上だから居室がなければ(上の問題点は)解決(大人)。
・そもそも行き来する必要があるのか疑問(大人)。
・「可能性」としての百年後ということであれば、 残すものと展開するものを分けて考えてほしかった。 面白みに欠ける(大人)。
・現在の京都では考えられないイメージ写真を見て、 本当にできたらすごく変わるだろうなと思った(中学生)。
・木の大切さが分かった中学生)。
・今まで考えたこともなかったけれど、 水と緑がもっと大切だということが分かった。 こういうのができてほしい小学生)。
「百年後は見つかりましたか?」
・実施日 2002年9月28日(土)
プレゼンテーション「百年後の水と緑をデザインする」の後、 良いと思った画像(○)、 良くないと思った画像(×)に投票してもらいました(一人3票以内)。
・京都市中京区「ランドデザイン」にて
【出席者】
地元住民:彩夏さん(小学生)
悠太君、 修二君(中学生)
植野さん、 桑田さん、 小森さん、 坂本さん(大人たち)
スタッフ:池田、 石田、 久光(若手チーム)中村(JUDI会員)
01「堀川で夕涼み」○4票
・今すぐ造れそう(中学生)
・他よりも水の存在感がある(大人)
・皆が安らげる空間(小学生)
02「空中庭園でセミ取り」○1票、 ×2票
・暑苦しい(中学生)
・授業中セミが鳴くとうるさい(中学生)
・囲いの中のジャングル。 セキュリテイがしっかりしている(大人)
03「堀川で一杯」○3票
・水がきれい(大人)
・二条城という世界遺産を活用できるのは、 この地域の特権だ(大人)
・文化遺産を活かせたらいい(中学生)
・これは早く実現する感じがする。 道路の拡幅などに比べ実現しやすい(大人)
04「露天風呂」○3票
・周りの建物の高さが問題ではないか(大人)
05「路地を抜けて散歩」○2票
・建物が向かい合ってはいるが、 草木がある中で人々が交じり合って交流できるのは良い(大人)
・いつまでたってもクラシック音楽が求められるように路地は愛され続ける(大人)
06「茶室でブランチ」○1票
・夢のようだ。 ゆったりする。 景色も見られる(大人)
07「日陰で読書」○1票
・静かそうなのがいい(小学生)
08「城巽の森学校」×1票
・洋風でなく和風庭園にしてほしい(大人)
09「屋上庭園の連続」×1票
・京都人は隣同士あけっぴろげにすることを嫌うのでは。 受け入れられないと思う(大人)。
10「屋上菜園」×1票
・どこかで見たようなものの組み合わせに過ぎない
・どうせ百年後ならば、 もっと新しいことを考えるべきだ
全体を通しての感想
・堀川の絵が一番実現の可能性がある(大人)。
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