「地域活動主体のパラダイムシフト」と書いていますが「地域づくり主体の・・・」と読んで頂きたいと思います「人数」は「かず」と読んで下さい。 また「現在」の軸はもう少し右に動いていると思います。
実は今議論していることなのですが、 この20世紀後半から今までは我々専門家集団が地域づくりをひっぱってきました。 ところが、 先ほどの景観園芸学校の卒業生の話を聞いても、 また私自身の住民参加活動の経験からしても、 どうも第2の組織として住民組織、 NPO的な組織が伸びてきているということが見えてきました。
そうしますと図に表現したように、 まもなくこの住民組織と専門組織が合体した、 さらに別の組織が出てくるだろうと思うのです。 そしてそれがいつ頃出てくるのか、 果たしてどのようなものなのかといった事を議論する必要があるだろうというわけです。
逆に言いますと、 現在景観園芸学校の卒業生には専門組織と住民組織のどちらかのシフト上に乗る人もいると思いますが、 今後特に私が期待しているのは、 この第三のシフト上に乗るプロが欲しいという事なのです。
そこに至って初めて、 いわゆる持続可能な環境づくりに取り組んでいけるのではないかと思っています。
地域づくり主体のパラダイムシフト
地域活動主体のパラダイムシフト
さて次にまだ未完成のものですがこれを見て下さい。
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