熊野古道で探る歴史と向き合う街とは、癒しの風景とは

　和歌山大学に移って9年目になります。 宝塚に住んでいますので、 通いの和歌山人です。

　田辺市の中心市街地では、 一部で沿道区画整理街路事業が完了し、 一部では現在も進行中です。 そのため、 中心部が変化し、 新しいまちができてきています。 今日はその事業によって、 何が期待できるかを中心に話したいと思います。

　日本建築学会地方都市小委員会が中心となって、 中心市街地活性化に取り組む22都市の事例を研究者と実務者の視点から紹介した「中心市街地再生と持続可能なまちづくり」という本が学芸出版から出版されています。 この本の中に「基盤整備と独自の事業による旧市街地中心部の再生と持続への取り組み」を書いておりますので、 興味のある方は読んでいただければと思います。

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