今年の第一回目のセミナーを始めたいと思います。
昨年(2004年)、 景観法が施行されたことにより、 今後、 実際のまちづくりレベルで景観が全国的に話題になっていくと予想されます。 景観法は町並み景観だけでなく、 様々な景観分野を対象としており、 特に国土交通省が提唱していることもあって、 公共事業の際に景観を考えようという動きも強くなっています。
関西は景観づくりの歴史が古く、 先般、 近畿地方整備局で「美しい近畿へのみちしるべ」という冊子をまとめました。 また昨年末から今年にかけて、 様々なところで景観に関するイベントが行われていますので、 皆さんもそのような動向を感じていると思います。
このような中で、 今年のJUDIセミナーは景観シリーズで進めていこうと思っています。
今日はその第一回目として、 京都のまちを見た後で、 京都大学時代から景観に関しての研究とまちづくりへの提案をされてこられた山崎先生のお話を聞くことを企画しました。
では早速お願いします。
町並み景観とまちづくりを京都で考える
立命館大学教授 山崎正史
はじめに
鳴海:
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