都市環境デザイン会議関西ブロック

趣旨

　町並み景観整備の課題は視覚的像のありようだけでなく、町のありかたそのものではないのなか、町並みの美・醜とは何かなどについて、一緒に京都の町家街区を歩き、それを事例に議論しました。

山崎正史

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■まち歩き
　２００５年２月２６日（土曜日）３時
　　京都三条大橋付近に集合（雨天決行）
　　三条 条通りを中心に時折横道に入ったりしながら烏丸御池まで
　　歩き、烏丸御池から京都駅まで地下鉄で移動します。

■セミナー
　２月２６日（土曜日）
　　　１７:００〜１９:００（受付 16:45〜）
　　　学芸出版社3階
　　　京都市下京区木津屋橋通西洞院東入
　報告　　　山崎正史（立命館大学）
　司会　　　鳴海邦碩（大阪大学）

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■記録
町並み景観とまちづくりを京都で考える　立命館大学教授　山崎正史

• はじめに
• 修景の四つの課題
  • 景観問題は都市計画問題
  • 醜について
  • デザイン的調和について
  • 優れた景観の形成
  • 景観の社会的混乱の調整〜地区計画の重要性
• 京都の景観制度
  • 京都の景観制度の概要
  • 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法
  • 条例による地区指定
  • 高さ規制
  • 風致地区
  • 京都市市街地景観整備条例
  • 美観地区
  • 歴史的景観保全修景地区
  • 界わい景観整備地区
  • 京都の景観制度の残された課題
• 京都の風景の変化

質疑応答

• 今だったら規制も受け入れられるのでは
• 今、京都のまちづくりの現場では
• 京都式市民活動のややこしさとは
• 「伝統と斬新が共存する京都」というイメージについて
• 「景観問題」がいつのまにか「高さ問題」になってしまう京都の不思議
• 日本には風景を楽しむ教育がない
• 本当は京都こそまちづくりがやりやすいはず

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