一つは民族衣装に代表されるように、伝統文化をきちんと守ることが徹底しているという点、もう一つは小学校から授業は全て英語でなされているという点です。
国語以外はインドから来ている教師が、英語で教えているということでした。ですから子どもたちにあちらの言葉で「こんにちは」と声をかけると、“How are you?”と英語で答えてくれます。小さな頃から英語を使っているわけです。こうしたアイデンティティあるいはローカリティーと、英語教育というグローバリティーというものに、きちんと国として政策を打ち出して対応しています。その点、日本に比べると非常にシャープです。目標がはっきりしているということがわかるわけです。 承・二兎を追うブータン
「民族衣装」と「英語」
このブータンという国をお伝えするにあたって、2つの大きなポイントがあります。
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これが伝統的な民族衣装です | ||
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これは400年ほど前の農家です。
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これが今の農家で、我々が泊まったところです。基本的な構成は殆ど変わっていません。
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