都市環境デザイン会議関西ブロック
2008年度第8回都市環境デザインセミナー
京都の景観政策・理念と運用システムを問う
フォーラムに向けて徹底討論
趣旨
今年9月で京都の新景観政策は1年目を迎える。
京都市の市街地の大部分をおおう広範さと、庇や屋根など詳細な規定で画期的と言われる景観計画・デザイン基準だが、果たしてこれで京都の景観は良くなるのだろうか?
我われはフォーラムに向けて、5地区を取り上げ、その地区景観とデザイン基準を読む比べてきた。その作業は7月6日に中間報告をしたところであるが、今回は、そこから出てきた景観計画の理念や運用システムについての議論を報告したい。
また現在、京都市と京都市デザイン協議会で行われているデザイン基準の進化のための作業に、市の枠組みに必ずしもとらわれず、根本的な、しかしポジティブな問題提起を行いたい。
ふるってご参加ください。
セミナー&フォーラム委員 前田裕資
日時/場所
08年8月6日(水)6時15分開場、6時30分開演
場所:学芸出版社3階ホール
〒600-8216 京都市下京区木津屋橋通西洞院東入
京都駅より徒歩約5分 お車での来社はご遠慮ください。電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
プログラム
第1部 問題提起(6:30〜9:00)
●はじめに
・藤本英子〈京都市立芸術大学准教授〉
●理念をめぐって
・金澤成保〈大阪産業大学教授〉
「京都らしさ」と地域性を問う
・田端修〈大阪芸術大学教授〉
町並みサイズからみた京都の景観政策〜和風デザインの可能性
・榊原和彦〈大阪産業大学教授〉
和風のさまざまなあり方
・参考(投稿) 鳴海邦碩(大阪大学名誉教授)
和風町並みデザインを巡るメモ〜いくつかの事例を通して
・参考(投稿) 前田裕資〈学芸出版社〉
和風だけは、やめて欲しい
●運用・システムを巡る議論
・内藤郁子〈アトリエむべ〉
一設計者からのデザイン基準運用後の状況報告
・久保光弘〈久保都市計画事務所〉
3層制デザイン基準方式―京都「進化させる」デザイン基準へのシステム提案
・参考(投稿) 井口勝文〈京都造形芸術大学、INOPLΛS〉
提案・デザイン基準はこうして進化させる〜北白川、哲学の道
・参考(投稿) 前田裕資〈学芸出版社〉
協議会への提案〜街をちゃんとみて、ガイドブックを作ろう〜
・まとめ方の提案 藤本英子
第2部 討議(9:30〜)
・司会進行 藤本英子
第2部も公開ですが、こちらは体力勝負です。
提案募集
会員はもちろん、広くご提案を募集します。
ご提案・ご意見募集
上記、報告のペーパーのほか、幾つかの投稿もいただいています
今までに届いたご提案・ご意見
主催・会費・申込
○主 催
都市環境デザイン会議関西ブロック
○会 費
会員500円/会員外1000円/学生500円/懇親会ナシ
定員30名/申し込み先着順
終了しました
また上記ボックスでの送信に不具合がある時は下記にメールまたは上記をファックスください。
お申込への返信は、満員で参加いただけない場合や変更の場合のみ必ず行ないます。
前田裕資 maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp/FAX 075-342-2605
参考資料
過去のセミナーを是非、お読みください。
また新景観政策の詳しい内容は京都市HPをご覧ください。
・意見書(確定版/ 07.03.06)
JUDI関西として京都市の新景観政策を支持し、かつよりよくするために京都市に提出したものです。
・2007年3月「緊急討論・京都の新景観政策を考える」セミナー記録
・2006年7月「京都市中心部の新しい景観政策」セミナー記録
・2005年6月「歩いて楽しむ京都まちなか」セミナー記録
・2005年2月「町並み景観とまちづくりを京都で考える」セミナー記録
・2006年9月「看板・広告から見る都市景観の課題」セミナー記録
・2006年5月「景観法で都市は美しくなるかセミナー」記録
・京都市都市景観課ホームページ
・京都新聞電子版「特集 新景観政策」
第17回都市環境デザインフォーラム・関西
「デザイン基準」から考える
2008. 10. 25開催
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