この中崎町地区には様々な建物がありますが、主に住宅をコンバージョンして店舗になった事例が見られ、それが街に結構良い雰囲気をつくっています。今日は後半の発表では、中谷さんから具体的なコンバージョンの事例をご紹介いただきますが、篠田さんのこの論文は、実際に街を歩き回ったり、お店に来る色んな人たちが街の雰囲気が「結構良い」と評価していることについて、本当にそれを実証できるのかどうかということを調べてみようとしたものです
大阪でも戦災に遭わなかったような古い街を色々調べてみると、いたる所でこういう動きが起きています。こういう所でいろんなお店をやっている人たちは、結構ネットワークを持っていて、お互いに勉強しながら面白い利用の仕方を開発しているというところが見られます。
はじめに
古い住宅をコンバージョンする動きは、長屋などの古い住宅をギャラリーにしたり、雑貨屋さんにしたりといった形で見られます。彼女は女性の感覚で街を歩いてみると、結構おしゃれな店がいっぱい出来ていて、こういうものはお金がかかってないということが良いし、手づくりでもあることが、とても良い雰囲気を街にもたらしているのではないかと考えました。
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