都市環境デザイン会議関西ブロック

 

2008年度第9回都市環境デザインセミナー記録

コンバージョンが街を面白くする

アートアンドクラフト 中谷ノボル


趣旨

 アートアンドクラフトは1994年に建築設計事務所としてスタートしました。決まりきった既成の住まいに疑問を感じ、「自分たちが暮らしたいと思える住まい」を探し求めてきました。
 1998年、大阪の都心で「クラフトアパートメント北区同心」をリリース。マンションの一室をドアの取っ手ひとつまでこだわってリノベーションし、私たちが暮らしたい住まいを具体的なかたちとして提案しました。
 以降、「倉庫のような大空間で暮らしたい」「レトロなビルや日本家屋で暮らしてみたい」など、ユニークな住まいづくりをコーディネートしてきました。
 住むことは街を面白くすることにつながります。既存ストックを活かすコンバージョンは、街に魅力をもたらします。今回のセミナーでは、コンバージョンをテーマに、街の魅力アップの実績とさらなる可能性について考えました。
セミナー委員長 鳴海邦碩



中谷ノボル氏

 アートアンドクラフト代表。一級建築士。
 1964年、大阪市生まれ。大学の建築学科を卒業後、マンションデベロッパーやハウスメーカーで、建築設計・不動産営業・現場監督を務め、1994年にアートアンドクラフトを設立。「均質化されていない住まい」の供給にこだわり、マンション、倉庫、ビルなどをリノベーションすることで、あたらしい都市居住スタイルを提案しつづけている。趣味は世界の水辺を旅すること。
 主な著書『みんなのリノベーション
 アートアンドクラフト http://www.a-crafts.co.jp/

日時/場所

2008年9月26日(金曜日)
大阪府立労働センター・エル大阪

記 録

三角印住居コンバージョン店舗集積地区の空間印象〜大阪市中崎町地区を事例として〜 篠田なつき/鳴海邦碩 三角印コンバージョンが街をおもしろくする アートアンドクラフト 中谷ノボル 三角印質疑応答

主  催

  都市環境デザイン会議関西ブロック

本記録は石本智子さんと前田祐子さんのテープ起こしをもとに、校正いただいたものです。
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