環境プロダクトデザインの力
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システムの検討

 

■サブシステムのデザイン

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サブシステムのA案デザイン サブシステムのB案デザイン サブシステムのC案デザイン
 
 A案は、サブシステムの床埋込み型磁器タイルのサインです。東西南北を誘導する案内パネルです。サブシステムは、だんじりのはっぴをデザインモチーフにしました。

 B案は、だんじり提灯をデザインモチーフにしています。

 C案はだんじりの車輪をデザインモチーフにしています。だんじりの車輪は木で出来ていて、使わないときは岸和田城のお堀に浸けておくそうです。

 最終的にはC案に関してはもう少しアドバンスして、よりすっきりした形にしました。


■歩行者サイン系詳細設計・大拠点サイン

 C案をもとに実際に図面化していきました。基礎があって、下から濃い色をグラデーションで粗くしていって、最後に磨き上げた御影石が見えるという形です。本体はステンレスのフレームです。分かりにくいですが、実際には黒いフレームがあって赤いフレームの押さえぶちを少し黒くしています。

 だんじりの唐破風の形状は機能的な部品として、このステンレス本体を支えるサポート構造体としてデザインされました。

 先ほどだんじり会館のはっぴのデザインをお見せしましたが、実ははっぴそのものが今後代わる可能性もあるということから、サインの上にだんじりのはっぴをデザインしたところでは、はっぴを固定しないで、取り外しが可能になる構造にしています。

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歩行者サイン系詳細設計・中拠点 歩行者サイン系詳細設計・小拠点 サブシステム外観図・詳細図
 
 この提案をしたときに、タイルの表面は堅いということを説明はしたのですが、実はだんじりの車輪がこの上でぐるぐる回したら表面が剥げていくという心配があり、埋め込む場所を変えて頂いたりしたところもございます。


■地図表現基準

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 こちらは、実際に使うサイングラフィックの表示の基準です。どこでどんな色をどのぐらいの割合で使うかを、このマニュアルの中で策定しています。例えば「現在地」の使い方をどうするかといったような内容です。


■ハッピグラフィックの活用

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 グラフィックのデザインとしてまとまっているわけではありませんでしたので、だんじり会館に行ってすべてのハッピを撮影して、それをもとにグラフィックデザインを起こす作業を当時やりました。出来たのがこれです。

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