ここからがデザインのプロセスになります。まず一番最初に、A案、B案の基本タイプを出しました。 A案は、だんじり御輿の唐破風屋根をモチーフにしたものに本町の格子デザインを取り入れたデザインです。 B案は、本町の犬矢来をモチーフにしてだんじりの下の方にある飾りを取り入れたデザインです。 それぞれに打ち合わせをしながらアドバンスのデザインをして、A案においてはだんじりの唐破風のデザインを変更する、B案においては飾り部分をグラフィックで表現するなどの検討が行われました。
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ワークショップを進めているうちに、一部の参加者から「A案、B案では物足りない」という意見が出てきました。もう少し何かないかということで出てきたのがC案です。 A案でモチーフにしただんじりの唐破風をもう少し抽象的な形にして、機能的な部品のデザインにしました。また台の部分は、岸和田城の石垣を表現しています。
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■3つの基本デザインの提案
こうしてA案(だんじりと格子)、B案(だんじりと犬矢来)、C案(だんじりと岸和田城)という3つのデザインパターンを設けました。それぞれ、機能的な部分をどうするかを話し合っていきました。
A案のバリエーション
B案のバリエーション
C案のバリエーション
写真はそれぞれA、B、C案の大拠点型、中拠点型、小拠点型のデザインです。
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