環境プロダクトデザインの力
左三角
前に 上三角目次へ 三角印次へ

 

複数のデザイン案の比較とアドバンス・デザイン

 

■基本タイプA案、B案のデザイン

画像sa26
 
 ここからがデザインのプロセスになります。まず一番最初に、A案、B案の基本タイプを出しました。

 A案は、だんじり御輿の唐破風屋根をモチーフにしたものに本町の格子デザインを取り入れたデザインです。

 B案は、本町の犬矢来をモチーフにしてだんじりの下の方にある飾りを取り入れたデザインです。

 それぞれに打ち合わせをしながらアドバンスのデザインをして、A案においてはだんじりの唐破風のデザインを変更する、B案においては飾り部分をグラフィックで表現するなどの検討が行われました。


■C案のデザイン

画像sa27
 
 ワークショップを進めているうちに、一部の参加者から「A案、B案では物足りない」という意見が出てきました。もう少し何かないかということで出てきたのがC案です。

 A案でモチーフにしただんじりの唐破風をもう少し抽象的な形にして、機能的な部品のデザインにしました。また台の部分は、岸和田城の石垣を表現しています。


■3つの基本デザインの提案

 こうしてA案(だんじりと格子)、B案(だんじりと犬矢来)、C案(だんじりと岸和田城)という3つのデザインパターンを設けました。それぞれ、機能的な部分をどうするかを話し合っていきました。

画像sa29 画像sa30 画像sa31
A案のバリエーション B案のバリエーション C案のバリエーション
 
 写真はそれぞれA、B、C案の大拠点型、中拠点型、小拠点型のデザインです。

左三角前に 上三角目次へ 三角印次へ


このページへのご意見はJUDI

(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai

JUDIホームページへ
学芸出版社ホームページへ