まちの人たちを招いて開かれた井口邸での交流パーティーには、200人以上の市民が参加した。 セミナーの昼食は町の広場に面するバールの照らすで楽しんだ。
交流パーティーで大好評のお茶会風景。
立礼一席12人の6回転で約72人をもてなした。
お茶室は半地下のヴォールト天井の部屋、配席のしつらえには苦心した。
セミナー参加メンバーが井口邸でくつろぐ一時。 交流パーティー終了後の全員集合記念撮影。
  

 町の人たちのお楽しみは切れ目なく続く。
 山歩きの会、若者のロックコンサート、16ミリの映画会、バスケット・バレー・サッカーのコムーネ対抗戦。国外やローマ、ヴェネツィア等への団体旅行等々。
 お楽しみが最高に盛り上がるのは夏場だ。
 7月中旬「パリオ・デル・ソマーロ(ロバの競争)」にはじまり8月下旬の「ステーキ祭り」で最高潮に達し、その後、静かに秋を迎える。
 夏の間のプログラムは毎年、町の皆が知恵と意見を出し合って決める。
 プロローコはこの数年「Musica! Musica!」を夏のイヴェントのメインテーマにして、週末の夜には多彩な音楽会が開催される。

 市民のお楽しみイヴェントとは別に、伝統的な教会の祭祀は主なものだけでも年に12、クリスマスのような世界共通の祭祀の他に、メルカテッロ生まれの聖ヴェローニカを祭るきわめてローカルなお祭りもある。
夏のイベントのひとつはこの地方自慢の牛肉を自慢の炭火で焼く、ビフテキ祭り。
814日流れ星を眺める会の登山。途中の彫刻家の庭でひと休み。
7月28日通り。歴史的都心部の住宅地。市壁の外には田園風景が広がっている。 流れ星を眺めて山を降りた後に広場で開かれる食事会。深夜まで賑わっている。
サンフランチェスコ教会と町立歴史美術館。内部は地元出身の建築家ガブリエーレが現代デザインで修復した。 花に囲まれた町営墓地。10年間土葬した後に共同の納骨所に移すことになっている。
 

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