プランナーとプレイヤーの両立は可能か?〜尼崎からの発信〜若狭健作・綱本武雄 |
今日は「プランナーとプレイヤーの両立は可能か」というタイトルで、尼崎からいらした若狭健作さんと綱本武雄さんのお二人にお話をしていただきます。お二人のプロフィールについては、角野さんから紹介して頂きますので、よろしくお願いします。
角野(関西学院大):
今日のJUDIセミナーにお呼びした若狭さんと綱本さんは、地域環境計画研究所のコンサルタントとして実務をされています。その仕事と同時に「尼崎南部再生研究室」も運営されています。この研究室がどういうものなのかは、後で詳しくご報告頂きますが、タイトルの「プランナーとプレイヤーの両立は可能か?」にあるような内容になります。
このタイトルの趣旨は、近年、都市環境デザインの職能、仕事の内容が非常に変化して、従来以上の広がりになっていることと関わっています。それもどちらかと言うと若い世代、次の業界を担うであろう人たちの仕事がものすごく広がっているような感じがしています。そういうことで、今日はまさにそのまっただ中におられるお二人に普段活動されていることの紹介をしていただき、さらにそれを踏まえて、職能論までディスカッションできればいいと思っております。
ちなみに、若狭さん、綱本さんのお二人は私が勤めております関西学院大学総合政策学部の2期生なんです。総合政策学部という、ある意味何を勉強しているのか分からないところで学んだ二人が、コンサルタントという仕事にどういうふうにつながっているのかも含めて、職能あるいはプランナー・デザイナーたちが持つべき技術や知識・ノウハウは何なのかということまでお話し頂けると思います。そして、それがどういう所で鍛えられるものなのかというところまで話が広がると、とても有意義なセミナーになるのではと期待しています。
ところで、この二人はいつもコンビで動いています。なぜコンビなのかという話も聞けたら、面白いかな と思っています。
では、よろしくお願いします。