京都大学の設楽ともうします。 最初はマリの街並みの風景について述べます。
図50がマリ工科大学での打ち合わせ会合の写真です。 ここは学長室だそうです。
図51はニジェール川とニジェール川の向こうに見えているバマコの街並みです。
図52はちょっと珍しいのですが、 昔フランスが造った橋です。 乾期の時にはここは渡れるのですが、 雨期になると写真のように水かさが増して、 この橋は完全に使えなくなってしまいます。 面白い橋で、 僕も雨期の直前に行ったので、 最初の頃は通れてたんですが、 雨期に入ってまた訪れてみるともう通れなくなっていました。
吉田さん
図53が乾期のさっきの川です。 水がなくなってしまうとこうなります。
設楽さん
図54はさっきの橋とは別に新しくできたニジェール川に架かっている橋です。
図55はバマコの中心部の様子です。 このように車とか自転車・バイクがかなりの密度で行き来しています。
図56はバマコのマーケットです。 いつも人がいっぱい来ていまして賑わっています。
吉田さん
図57はかなり郊外のはずれの方になるのです。
サコ君の好きな風景だということで是非入れてくれと言われまして、 マリの一番いいのどかな風景です
設楽さん
図58は田舎の方ののどかな風景です。 右手の方に鶏を持っているのがわかると思いますが、 アフリカだなぁと思いました。
吉田さん
図59はゴミを皆が捨てに来る場所です。 ゴミを処理するシステムが全体にありませんので、 出てきたゴミは外に捨てれば全てが解決するという考え方です。 捨てられたゴミがその場所にどんどんたまって行くという状況です。 横に見えるのは線路です。 町中でカメラを向けていると怒られてしまうんで、 サコ君に真ん中に人に入ってもらっています。 サコ君の写真なんぞは写したくないんですが仕方ないですね。
図60はクラフトセンターといって腕輪とか指輪とかを売ってるような場所です。 ここには1週間の間に2回いったんですが、 2回目には全て撤去されてました。 新しいクラフトセンターを造るからっていっていきなりクリアランスされてしまったというすごい場所です
それで、 図61がクリアランスされた後に移って下さいと用意された新しいクラフトセンターです。 町中からかなり離れたところに造られました。
設楽さん
図62は布を売っている雑貨屋です。 このようにアフリカらしく色とりどりなカラフルな色がいっぱい並んでいます。
図63はマリの散髪屋さんです。 500円ぐらいですごく安かったんですが、 一人で行くのが怖くて行けませんでした。
図64も町中の様子です。 ちょっと分かりづらいかもしれませんが、 町中でサッカーをしている様子です。 国技がサッカーらしくて応援している人たちが沢山いました。
吉田さん
図65はすごいなぁと思って撮り集めた写真なんです。 オートバイに乗っている人はおばちゃんばっかりなんですが、 マリのおばちゃんは30から40過ぎるとごつく太って、 そのおばちゃんがバイクにまたがって疾走しているのが面白かったのでいくつか撮ってみました。
この後、 この2人に怒られたんですが、 バイクに乗ってるおばちゃんです(図66)。 この前の緑のバスが公共交通ではなくて個人がやっているバスだそうでして、 いくらか払えばどこからでも乗せてくれるようなものになっています。
設楽さん
図67は町の中の道路脇にいっぱいあるガソリンスタンドです。 周りの車は先ほど申しましたようにベルギーからの10年落ちとかというボロい車だけで、 よくガス欠を起こしたりしますので、 こういうのがないとマリの町中は走れないということです。 僕たちも今年ガス欠にあって車を押してこのガソリンスタンドにお世話になりました。
図68はバマコにある新しいホテルです。 このように少し綺麗なホテルも少しずつできてきているようです
図69はちょっと金持ちが住んでいるような高級住宅なんですが、 西洋的な要素も入ってきているのがわかると思います。
基本的にマリの住宅は平屋なんですが、 その屋上に上らせてもらって、 そこから撮った写真です(図70)。
マリの街並みの風景
設楽亮一
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