しかし、 みなさんもよくお分かりのように、 昭和30年代〜40年代にかけての高度成長と都市化のなかで、 川は傷つけられ消されていった。 大阪でも長堀川と呼ばれる川は、 魚も捕れたし、 みんな裸で泳いでいたそうですが、 わずか数十年の間に川が消され、 地下駐車場が出来、 地下鉄が走るというような形での都市化が行われました。 そのなかで、 潤いであるとか、 生命とのつきあいであるとか、 そういったものはどんどん消えていったわけです。
最近、 これまでの路線ではいけないんではないだろうかということで、 みんなが重い腰を上げはじめました。 建設省や環境庁が、 ルネサンス21やふるさと創生やアメニティタウンといったキャッチフレーズでもって、 川の復元を重要なテーマとしてきました。
生活の中で培われた水との係わり
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