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(161)次に2つめの視点としてあげました、 水を装置として持ち込んだ事例をご紹介します。 これは福岡市のキャナルシティです。
[福岡市キャナルシティ]
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(162)これは運河という形で、 商業施設の中に水を持ち込んでいます。 このような類型デザインは、 都市の再開発によって地下、 地中、 地上階と幅広く都市のアメニティ空間の装置として造られています。
[福岡市キャナルシティ]
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(163)カラフルな赤の建物デザインに補色の緑をからませ、 そこに水の動きで場をリズミカルに楽しく演出しています。 デザインとしては非常にうまいですね。
[福岡市キャナルシティ]
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(164)モダンな空間デザインで、 アメリカのデザインをそのまま福岡の街に創り出しています。
[福岡市キャナルシティ]
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(165)これは四万十川などで見られる水の動きがある川の美しい風景を、 都市の中に装置として持ち込むというものだと思います。 このキャナルシティは、 サン・アントニオのインテリア版だという見方がありますが、 そうしてみると面白いかなと思います。
[福岡市キャナルシティ]
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(166)デザインがダイナミックです。 空間に動きがあります。
[福岡市キャナルシティ]
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(167)水の流れ、 表情を人工的に空間化する手法として、 放線や流線形、 円形などを用いて、 場に動きと連続性を演出しています。
[福岡市キャナルシティ]
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(168)円形の面白さを表現しています。
[福岡市キャナルシティ]
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(169)リゾートぽくパームツリーなどを植えています。 商業施設のペデストリアンブリッジから、 空間の連続が楽しく見えます。
[福岡市キャナルシティ]
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(170)水面は大小さまざまな池のような溜まりの水空間が多く、 流れる表情は少ない。 ここが少しおもしろくないところです。
[福岡市キャナルシティ]
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(171)日本庭園の手法である景石の水際なども空間化しています。
[福岡市キャナルシティ]
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(172)六甲アイランドにある、 都市の中に水を持ち込んだリヴァー・ウォークです。 新しくつくるとどうしても構築化しすぎてしまう。 表情が全体として硬い。 それを水辺、 キャナルが助けてくれています。
[神戸市六甲アイランド]
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(173)同じ六甲アイランドのリヴァー・ウォークです。 州浜状の川原のデザインに、 大きな池がありますが、 全体としてハードすぎる。 もっと樹木や草花がほしいと思います。
[神戸市六甲アイランド]
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(174)水際を円形、 流線型でデザインしていて水面との距離が40〜50cmで親水性があります。
[神戸市六甲アイランド]
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(175)陸と水面のエッジのデザイン。 子供がプールのように利用して楽しんでいます。 都市のアメニティとレクリエーションにも役立っています。
[神戸市六甲アイランド]
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(176)神戸市の西神地区にある水のある住宅団地の小空間です。
[神戸市西神地区]
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(177)これは神戸の同じ住宅街の中に持ち込んだせせらぎのある水辺の空間です。 この水路に架かる小さな橋を渡って家に入ります。
[神戸市西神地区]
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(178)水辺のテラスがあり普通の時は憩いの広場として、 夏は子供達の小プールとして利用されています。
[神戸市西神地区]
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(179)大阪の枚方にある山田池公園の中で、 この様により自然なせせらぎの空間を造っています。
[大阪府枚方市山田池公園]
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(180)これは公園の中に、 小さな自然を取り戻し、 生物との共生を考えてデザインされたものです。
[大阪府枚方市山田池公園]
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(181)出来るだけ自然石や木造、 草花など自然の素材を持ち込みながら、 もともとあった田園の小さな小川を再現しようとしたものです。
[大阪府枚方市山田池公園]
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(182)川があって水が流れていると、 小さな子供達が季節を忘れて水と戯れます。 生物が生棲し始めると、 様々な出会いが生まれてきます。
[大阪府枚方市山田池公園]
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(183)大人も子供も川や水は大好きです。 親子の対話も生まれてきます。
[大阪府枚方市山田池公園]
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(184)地方都市で湧水が流れるせせらぎを新しく都市整備してアメニティな回遊するみち・ひろばから街づくりを目指している事例です。
[愛媛県西条市]
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(185)ここは愛媛の西条です。 町の中を湧き水が縦横しておりまして、 その中で水を、 生活とまちの憩いと潤いさらに観光に活かそうとする水の町・西条アクアトピア計画です。
[愛媛県西条市]
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(186)水は澄んでいて、 見事なくらい美しいです。
[愛媛県西条市]
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(187)この様に綺麗な水が、 建物や道路、 公園などの間を流れていきます。 ところどころには湧水の動きが見られる小広場があります。 これらの周辺の建物や環境は新しく景観デザインされたものです。
[愛媛県西条市]
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(188)ここでも川を挟んで両側に緑の堤や街路樹があって、 美しい水面のある町並みを見せてくれます。
[愛媛県西条市]
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(189)創り方によって、 水と緑、 石と橋という空間を造る少ない要素を造りすぎないで、 うまく構成して空間化することで川の再生は図れることが、 この西条市の例で見ることが出来ます。
[愛媛県西条市]
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