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梅田の風景もそうですね。 原廣司さんが設計した新梅田シティですが、 上の方がへんてこですね。 こんなことを言っているから瓦を使ってくれないのかな。 京都駅にも少しは使ってくれても良かったんじゃないかと思うのですが(写真2)。
この江東区の風景もそうです。 手前にはパラパラと瓦が見えます。 それにしてもこんな風景の中に人が住んでいるんです。 向こうの、 公団か何か分かりませんが、 壁のような長大なアパートがありますね。 ああいったものに勾配屋根か何か付けて、 瓦を葺けないものなのか、 考えてほしいところです(写真4)。
瓦が重いから地震で潰れるということを言う人がいます。 地震の時にも散々言われましたが、 そういうことを言う人の頭の中が軽いんです。
瓦がない風景
いまお見せしているたくさんの写真のどこにも、 瓦が写っていません。 淡路だけでも約3億枚の粘土瓦を焼いています。 約10万戸分の瓦なのですが、 どの写真をみても瓦のある美しい風景がありません。 東京タワーから東京をみてもそうです(写真1)。
瓦が見えるといってもこの程度です。 文化住宅です。 箱型の戸建て文化住宅も公団アパートのせいです。 こんなものでも一戸建てだから、 公団アパートよりはいいだろうなんて考えさせてしまったわけです(写真3)。
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