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〈写真1〉
地震当日の神戸市内です。 自宅から撮影しました。
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〈写真2a〉
コープランの事務所もつぶれてしまいました。ひっくりかえった建物がそうです。
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〈写真2b〉
地震前の事務所です。木造2階建ての建物でした。
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〈写真3〉
つぶれた事務所を撤去しているところです。 1月の終わりには撤去しました。
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〈写真4〉
撤去した跡地の向こうに見える三角屋根の建物が、 コープランの事務所の別館です。 こちらは全く無傷だったので、 震災後仕事はここでしていました。 写真に見える大きな木が「きんもくせい」です。 このあたりは「きんもくせい」の多いところで、 まちづくり支援ニュースのタイトルとしました。
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〈写真5〉
震災空地をなんとかしたいと、 人びとを集めて、 造園関係のボランティアの人にコスモスの種まきを教えてもらっているところです。
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〈写真6〉
種まきをしています。 左端に見えるひげづらのおじさんは、 鷹取の野田北部まちづくり協議会の会長さんです。
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〈写真7〉
蒔いてから1ヶ月ほどたった空き地の様子です。
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〈写真8、 9〉
種まきはガレキが街にたくさん残っていた5月に行ったのですが、 8月になるとこうして花が咲きました。
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〈写真10〉
そうしたひと夏が終わり、 隣の人と共同化して事務所を建てようという話になりました。 といっても私たちは借家人ですから、 大家さんの許可を得てからですが、 店子兼ディベロッパーとなって計画を進めました。 コスモス畑が、 共同化事業の建物となりました。
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〈写真11〉
竣工後の写真です。 これは1階部分の直営喫茶店です。 2階が事務所になっています。
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〈写真12〉
鷹取の野田北部でも、 焼け跡でひまわりの種まきが行われました。
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〈写真13〉
ここでは街が燃えてしまって区画整理がされていますが、 これは鷹取東復興まちづくり協議会の会長さんの家と店があったところです。
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〈写真14〉
大国公園の樹木です。 あの木が火災を止めました。
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〈写真15〉
同じく火災を止めたとして有名になった鷹取教会のキリスト像です。 もちろん、 火災を止めたのは人々の協力によるものです。
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〈写真16〉
鷹取教会でミサを挙げた後、 種まきをしました。 写真に写っている人たちとちっとも話が通じないなと思ったら、 ベトナムや韓国朝鮮などの外国人でした。 慣れた手つきで種まきをしてくれました。
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〈写真17〉
その後、 ひまわりが咲いた様子です。
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〈写真18〉
これは2年目の冬、 事務所の近くに蒔いたカスミ草です。
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〈写真19〉
カスミ草が咲いた様子です。 放っておけば咲く花だそうで、 楽でした。
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〈写真20〉
花だけでなく、 生垣も作ってしまおうという話が持ち上がりました。 必要とする家に押し掛けて、 生け垣をつくってしまおうというものです。
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〈写真21〉
持ち運べる移動生垣です。 後ろに見えるのは、 コー・プランのきんもくせいです。
このように、 被災地緑化運動をしていたのですが、 その活動が今は「阪神グリーンネット(ランドスケープ復興支援会議)」になり、 我々の事務所も参画しています。 造園業者の人、 ランドスケープデザイナー、 役所の公園担当の方々などと一緒に活動しています。
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〈写真23、 24〉
「ガレキに花」等のいろんな活動と前後して、 建物被災度調査を行いましたが、 これはそれを相談しているところです。
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〈写真25〉
翌日は、 西宮のバリバリに壊れた市民会館で、 同じく西宮の調査について話し合っているところです。
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〈写真26〉
そうした調査を行いながら、 同時に市街地整備計画の検討を進めていました。
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〈写真27〉
その時の打ち合わせの様子です。 東灘区にある事務所に神戸市の人達も集まっています。 会議する場所もありませんでした。
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個々のまちづくりに対して、 いろんな支援の仕方があるのですが、 大切なことはまちづくりをしようとする人たちとお互いに励まし合う、 あるいはけなし合うということを通じて、 それぞれが孤立感を持たずに仕事をすることではないかと思っています。