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昔のバタビヤの都市図です。 たくさんの川が流れ、 建物はそれに沿って建てられています。 港を中心に発達した街です。
今の空間構成をスケッチしたものです。
使われていない土地が沢山あることが分かります。 ここへ新しい機能をどうやって立地させて行くを議論しています。
昔の港（Sunda Kelapa）のすぐ近くに、 オランダ風の建物が建つ下町が広がっていましたが、 問題が出てきています。 それは以下のような軋轢です。
(1) 古い建物 vs 新しい建物
(2) 博物館 vs 商業活動
(3) オープンスペース vs 建物の建設
(4) ウォーターフロント vs モータリゼーション
昔はウォーターフロントがあって、 運河があったのですが、 今では道になってしまっています。 港のアイデンティティをなくしてしまったのです。
しかし、 今では古い街の特徴を残したいと市政府も考えはじめています。 旧市街地の中の広場のようなオープンスペースはまだ守られているので、 そこが商業地にならないようにと考えています。
港のスライドです。 あまり近代化されていません。 船に木材が積まれていますが、 他の島から木材を持ってきているのです。
昔の砦のタワーです。
航空写真です。 開発されていない土地が随分あることが分かります。
川べりに市場がありますが、 今は一部が漁業関係の博物館になっています。 近接して、 大きなホテルとか商業施設も建てられつつあります。
博物館の様子です。 最近開発された建物が向こうに見えます。
上から見た所です。 右は魚の市場です。 まだ使われています。 インドネシア的な雰囲気が分かると思います。 左は博物館です。
そのディテールです。 形は昔のままです。
市場からみたホテルとコンドミニアムです。
港から見たホテルとコンドミニアムです。
そのアップです。 手前に開発されていないカンプン（一般的な密集市街地）が見えます。