これは、 棚田の方から漁村集落を見たところです。 兵庫県では、 唯一西浦だけが水平線のみが広がる景観となります。 夏には日差しで海がきらきら輝いて、 淡路瓦もきらめき、 その上のため池もきらめいて見えます。 家並みの屋根が水平線にそって重なり、 手前には小さな棚田が分布しているというこの構図が、 リアス式の入江では味わうことの出来ない西浦特有の情景となります。 我々が調査していて、 「あー淡路島だ」という印象を抱いた風景です。
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