海外のユニバーサルデザインの例 ユニバーサルデザインは、 語るネタとしては良いのですが、 形にするのは非常に難しい概念です。 同じユニバーサルでもユニバーサルスタイルというものがありました。 これは形で言えば豆腐をきったようなデザインであり、 装飾を全て排除することによって、 どんなものにでも使えるという意味でのユニバーサルです。 ところが実際やってみると、 何の面白みもない、 何の深みもないデザインだったわけです。 そんなことでユニバーサルは、 良い意味では使われないのですが、 では、 それを人間に置き換えてみるとどんなデザインになるのかという視点からお話をしようと思います。
同じユニバーサルでもユニバーサルスタイルというものがありました。 これは形で言えば豆腐をきったようなデザインであり、 装飾を全て排除することによって、 どんなものにでも使えるという意味でのユニバーサルです。 ところが実際やってみると、 何の面白みもない、 何の深みもないデザインだったわけです。 そんなことでユニバーサルは、 良い意味では使われないのですが、 では、 それを人間に置き換えてみるとどんなデザインになるのかという視点からお話をしようと思います。
これは車椅子の人も、 視覚障害の人も、 一般の人も使えます。 あらゆる人にとって便利なわけです。 エレベーターの床のパターンが歩道のパターンと同じになっていて、 デザインも綺麗です。 プロダクトと言う意味からも、 デザインと言う意味からも優れたものだと思います。
これはそう言う場所ですが、 言われなければほとんど分からない。 だけど使ってみればちゃんと使える。 これがユニバーサルデザインの基本的なコンセプトです。
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