日本におけるユニバーサルデザインを考える
左三角
前に 上三角目次へ 三角印次へ

公園の作り方、 これから

改行マークこれから、 大阪府の公共事業は少なくなっていくと思います。 公園の予算も当然減らされるでしょう。 北海道の「時のアセスメント」のように、 公園を造って効果があったかどうかをチェックしようというプロジェクトが持ち上がっています。 予算が削られては困るということで、 公園課が一生懸命資料を作っています。 しかし、 私はそんなものは放っておいたらよいのではないかといっています。

改行マーク公園はいろんな人が楽しむ場所で、 いろんな人が楽しむほど医療費の削減につながっていくのではないでしょうか。 公園に来る人に話を聞くと、 それがよく分かります。 朝夕のジョギング、 ウォーキングをする人は今はすごい数ですね。 昔、 僕が大泉緑地を手がけたときは、 「こんな広いところを公園にするなんてもったいない。 宅地にしたほうがいいんじゃないか」と言われたぐらい訪れる人が少なかったのですが、 今はすごい数の人が来ています。 連休の時など、 3時間待ちというぐらいの利用があります。

改行マークそうなってくると、 アセスメントなんかかけなくても、 いずれは公園が必要だということになるでしょう。 その時に大事なのは、 誰もが利用できるデザインにしておくことです。 それがユニバーサルデザインだと思います。

改行マーク一方通行な話し方になりましたが、 これで私の話を終わります。

左三角前に 上三角目次へ 三角印次へ


このページへのご意見は前田裕資

(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai

JUDIホームページへ

学芸出版社ホームページへ