若者が取り組む都市環境デザイン
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ひとつの手法としてのボトムアップ

永田

改行マーク僕は普段コンサルタントとして都市開発のコーディネートやまちづくりの調査といった業務に携わっています。 そうした業務のなかでも、 まちづくりのコンセプトをつくることから始まって、 最後にはディベロッパーやビルに入居するテナントを探すところまでお手伝いをすることが増えています。 最近はそれくらいまちづくりが難しくなっている、 リアリティを求められていると感じています。

改行マーク今日は「ひと・つなぐ・ミュージアムづくり」をテーマに、 僕が抱えているプロジェクトをスライドを交えながら簡単にご紹介したいと思います。

改行マークそのまえに三つほどお断りをしておきたいと思います。

改行マーク一つ目は、 今日お見せするプロジェクトは、 環境開発研究所で担当しているプロジェクトとは違い、 僕がボランティアで休日を使ってお手伝いをしているプロジェクトだということです。

改行マークもう一つは、 このプロジェクトはまだ途中段階で、 ひょっとすると実現しない可能性もあるということです。

改行マーク今まではトップダウン的なまちづくりなり施設計画がされてきたと思いますが、 それが出来た時に、 僕のなかでは何か空々しかったり、 魅力を感じなかったりといったところがありました。 それよりも、 みんながプロセスに参加しながら施設づくりに携わっていければ、 出来たものに愛着がもてるんじゃないかと考えたわけです。 ただし、 最後にもう一つお断りしておきたいのは、 こうしたやり方が絶対であるとは言えないということです。 まちづくりや施設づくりにはいろんな手法があって、 今回の僕らのやり方も、 そのなかの一つの試みにすぎないということを、 お含み頂きたいと思います。

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