研究会だより |
李承ミン(イ・スンミン)さんは、 早稲田大学の大学院に在籍していますが、 韓国語ニュース雑誌の記者というもうひとつの顔を持っています。 大久保では近年職安通りを中心に、 韓国の方たちの進出がめざましい状況にあります。 日本人住民にはわからない韓国人コミュニティについて、 これからいろいろ教えてもらえることになりました。
この天声人語の記事によると、 少子高齢化による将来の人口減少への危機感から、 堺屋太一経済企画庁長官や梶山静六元官房長官らが、 移民の受けれをめぐる問題提起をしており、 経済審議会でも議論されるそうです。
そのような背景もあるのでしょうか。 このところ新聞や雑誌で大久保がよく紹介されます。 「AERA 1999.5 / 3-10」で、 また読売新聞でも、 5月19-22日の4回連載で大久保の記事が特集されました。
第2号は、 ちょっと内容を欲張りすぎて文章ばかりになってしまいました。 次号からは紙面構成を変えて、 もっと読みやすく楽しい紙面づくりを目指したいと思っています。
次号からは、 各地の外国人多住地域の情報を盛り込みたいと考えています。 是非情報を寄せてください。 その他、 ご意見ご感想などお待ちしています!!
研究会メンバー交代のお知らせ
李昶淑(イ・チャンスク)さん韓国へ帰国
第1号の編集を担当してくれた李昶淑さんが、 出産のため韓国に帰国しました。 李昶淑さんは日本の設計事務所で建築設計のお仕事をしていました。 それだけに居住問題への関心も高く貴重な存在だったので帰国はとても残念だったのですが、 今後はソウル特派員として、 韓国の外国人居住についての報告を期待したいと思います!!
李承ミン(イ・スンミン)さんが登場
李昶淑さんの帰国でガックリきていた研究会に、 素晴らしいメンバーが加わりました。
大久保界隈あれこれ
早稲田大学国際シンポジウム A3セッション「まちは誰のものか―外国人居住から考える―」
7月3日(土)、 早大国際シンポジウム「都市計画と民主主義」のA3セッションで外国人居住というテーマがとり上げられ、 在日韓国・朝鮮人など永住外国人の多い川崎市、 日系ブラジル人を積極的に受け入れた群馬県大泉町、 ニューカマーズの多い大久保の3事例を通じて、 地元住民による多文化共生のまちづくりを考える分科会が開かれました。 コーディネーターは渡戸一郎先生、 大久保担当のパネラーとしてまち居住研究会から稲葉佳子が参加しました。
“共住懇”が「天声人語」にデビュー!
まち居住研究会の仲間の市民活動グループ「〈共住懇〉外国人とともに住む新宿区まちづくり懇談会」が作成した「おいしい“まち”ガイド」が、 3月1日の朝日新聞「天声人語」で紹介されました! 大久保かいわいのエスニックレストランや食材店を全店訪問し作成した力作で、 三作目にあたります。 1994年の第1版では24軒だった店舗は、 今年の第三版では67軒にまで増えました。 以降、 代表の山本重幸さんはひっぱりだこで大忙しです。
編集後記
「まち居住通信 第2号」は、 昨年度の活動内容報告特集号として作成しました。 まち居住研究会の活動に関心がある、 参加してみたいという方がいらしたら、 ご連絡ください。
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