まち居住通信3
上三角
目次へ 三角印次へ

 

活 動 報 告

 

 

●「賃貸借契約の改善提案」大詰めを迎える

改行マーク世界中からいろいろな人が集まる時代、 外国人が日本での暮らそうとして最初に戸惑うのは“住宅探し”と言われています。 「なぜ部屋を借りてあげるお客さんが家主さんにお礼のお金を払うの? お礼をもらいたいのは私の方ですよ」という疑問がおきる「礼金」はもちろんのこと、 保証人問題などを解決し、 日本人や外国人の別なく誰もが納得できる賃貸借システムをつくろうと、 今、 まち居住研究会では具体的な提案を作成しています。 2000年を迎える1月には、 この提案内容がまとまる予定です。


●各地のグループとのネットワークが広がる

 
画像03p01
 
改行マーク去る6月4日に大久保で開催したドキュメンタリー・ビデオ「多民族社会の風」の上映を契機に、 神戸市で多民族共住のまちづくりへ向けて活動するNGOとの交流など、 今年は、 各地の外国人多住地域とのネットワークが広がっています。 大久保見学ツアー(もちろんエスニックレストランでの打ち上げ付き)の希望も多く大忙し!! 
11月には、 情報交換会の第2段として、 多文化教育研究所など大久保で活動している他の市民活動グループとの意見交換を予定しています。


●“共に暮らす街・大久保”を
目指して、 本づくりがはじまる

 
画像03p02
 
改行マークまち居住研究会では、 昨年度1年間かけて、 海外の賃貸借事情について勉強してきました。 いよいよ今年は、 その成果を「本」に結実させようとしています。

改行マーク具体的には、 大久保を舞台に地元の住民(もちろん外国人も含めて)や不動産屋さん向けに、 共に暮らす中で起きてくるさまざまエピソードを盛り込みながら、 お互いの事情を理解してもらい、 もしも問題がおきたとしたらそれは何故なのかを考えてもらえるような「本」づくりを目指しています。

改行マーク新宿区からも4カ国語(日・英・中・韓)の「生活ガイド」が出版されていますが、 それとは、 ひと味もふた味も違う、 まち居住研究会ならではの「本」にしたいと、 メンバー一同「あ〜でもない、 こ〜でもない」と頭をひねっているところです。 大方針としては、 単なる「HOW TO」ものではなくお互いに相互理解が深まるようなものにしたい、 また現実に役立つ情報も盛り込みたい、 なるべくイラストで表現し誰もが興味深く読めるように‥‥といった方向でまとまりつつあります。 来年春頃の完成を目標に、 全体構成やイメージもだいぶ固まってきました。 さてさて、 どんな「本」が出来上がるか、 乞うご期待下さい!!


★CM:まち居住研究会の出版物ご案内

◆「住宅時事往来」B5版12頁
上三角
目次へ 三角印次へ


ご意見はまち居住研究会


(C) by まち居住研究会

まち居住研究会ホームページへ

学芸出版社ホームページへ