後半ではコミュニティ&アート計画の課題を中心として、 これからのコミュニティづくりについて議論したいと思います。
南芦屋浜はシルバーハウジングだけで二百数十戸あり、 高齢者の入居は半数以上になると思われます。 また、 立地条件としても既成市街地からかなり離れており、 まだ未完成と言える街ですから、 その中での生活がどうなるのかと心配している人も多い。 その中で自治会活動その他のコミュニティづくりをどう支援していくか、 また行政としては何をバックアップしていくかについてお話しいただきたいと思います。
まず公団さんから、 計画・設計面におけるコミュニティづくりの仕掛けについてお話しください。
先ほど延藤先生から「高齢者の安心居住は、 回りの人間関係に支えられる」とのお話がございました。 その数字的な裏付けをご紹介します。 県で「仮設住宅等から恒久住宅へ移った人」を対象に住み心地の調査をしたのですが、 それによるとトータルな住み心地としては85%の人が満足されています。 しかし「住み心地が悪い」「やや悪い」と答えた人の半数以上が、 その原因として「近所づきあいの少なさ」をあげています。 その他、 恒久住宅に移った人の悩みとして一番多いのが「友人ができないこと」で、 58%の人がそう答えています。 そうした人の80%は、 震災前に住んでいた場所の友達を訪ねたり、 電話でおしゃべりをしています。 また、 一番の楽しみとして「友人との交流」「おしゃべり」を挙げた人が40%いたことから分かるように、 高齢者は我々が思っていた以上に濃密な人間関係や近所づきあいを望んでいることが数字からも裏付けられているようです。
震災以降に仮設住宅での孤独死が報じられる一方、 ふれあいセンターが好評だったことから、 我々も南芦屋浜でのプロジェクトではコミュニティの仕掛けを考えないと、 入居者の孤立感はますます深まっていくと考えていました。 ましてや南芦屋浜は埋め立てが完了したばかりの回りに何もない所で、 既成市街地とは高速道路で隔てられている所です。 何かの仕掛けがないと、 団地そのものが市街地から孤立し、 入居者もそのまま孤立するのではないかという危惧がありました。 それを背景として、 コミュニティ&アート計画の発想が生まれたのだと思います。
また、 直接そうした人間的交流に結びつくかどうかは分からないのですが、 ともすれば高層の800戸の住宅団地は人間味のない大きなコンクリートの箱になりかねないことから、 住まいに愛着を持ってもらうために敷地形状に合わせて住棟配置に変化を持たせる(微妙にR=曲線を描いている)など適度に変化のある空間構成としました。 上から見るとシンプルな配置ですが、 地面から見る限りはヒューマンスケールな空間になるよう工夫しました。 住棟の高さも12階、 9階、 6階と使い分け、 垂直方向だけでなく水平方向へも分節化を図っています。 ヒューマンスケールを感じられるように設計を配慮して、 我が街への愛着を持ってもらうようにしたわけです。
色彩についても六甲の山並みと眼前の海と合う色にしたかったので、 原色を派手に使うことは避け、 各棟で微妙に色を変えて変化を持たせつつも暖かみのある色彩計画を心がけました。
「街への愛着」は大事なキーワードだと思います。 下町なら住んでいるうちに自然発生的に愛着が生まれてきますが、 800戸を超える高層の大規模団地では、 待っているだけでは「愛着」は生み出しようがない。 ですから、 今おっしゃられたように愛着が生まれるような設計上の工夫があることは大変いいことですが、 もう一つ住み手がそれに「気づく」段階がないと、 愛着は生まれないと思うのです。 気づいて分かって関わって経験を重ねてから、 住んでいる所への愛着が生まれていくものでしょう。
ですから、 コミュニティ&アート計画は、 公営住宅での有形無形の制約のなか、 自然発生を待たずに意図的に「住まいへの愛着」の仕掛けをしたという点では重要な提起をしたと思います。 コミュニティづくりを目指したこの手法は日本では初めての試みですが、 これが南芦屋浜の特殊解に終わるのではなく、 公営・公団に限らず全国の集合住宅に応用できる一般解になる可能性があると思います。 コミュニティにおける創造的なソフトを作っていくうえでの新しい手法であり、 住民がそれなりの成果を生み出していったという点では評価されるべきことではないでしょうか。
小林:
南芦屋浜は賃貸住宅ですが、 むしろ分譲マンションなどで所有者同士が設計段階からこうした手法でコミュニティづくりをしてほしいところですね。
ところで南芦屋浜の色彩について、 芦屋市長が随分気にしていたという話ですが、 結果についてはどうだったんでしょうか。
西村:
私は市長ではありませんので……。
南芦屋浜は海から見るとすぐ入り口にあたります。 海から見ると一番最初に見えるのが南芦屋浜で、 それが芦屋市の第一印象になりますから、 色に限らずそこが景観をぶちこわすような団地であってはとても困るのです。 市長はそれを一番気にしたと思います。
我々としてもゆったりとした空間に見えてほしいし、 芦屋市は落ち着いた街というイメージがありますから、 色彩はおさえ気味にしてほしいという感覚はありました。
小林:
西宮浜の復興住宅はなかなか派手にできあがったのですが、 それに比べるとシックな街になりましたね。
南芦屋浜は高齢者の方がたくさん住むことになるのですが、 自治会等のコミュニティの立ち上げについてはどうお考えですか。
西村:
60歳以上の人が6割を超えています。 若い世代や我々の世代なら団地住まいで車のある生活に慣れていますから、 南芦屋浜のロケーションについては合格点をくれると思うのですが、 高齢者にとってこれがいい環境だと思えるかどうかについては難しいと思います。 つまり、 高齢者はマンション暮らしへのハンディがあるわけです。 ケア付き住宅のように間仕切りのない所からコンクリートの間仕切りの部屋へ移り、 なおかつ高いところへ上らなければならない。 その生活上のマイナス面をいかに減らすかが課題になってきます。
子供がいる若いお母さんは子供を遊ばすために外へ出ていきますが、 お年寄りは外へ出る理由がないからどうしても家の中に引きこもってしまう。 生活援助員(LSA)に聞いた話ですが、 エレベータが自分の家から遠いというだけで外へ出ていかないんだそうです。
またマンション暮らしが便利すぎるのもお年寄りにとっては生活実感がわかない。 慣れていないこともありますが、 お風呂のガスを点けるときボッと音が出ないと火を点けた実感がわかないんだそうです。 そこからも生活実感が薄らいでいくようです。
さらに老夫婦の場合、 特に男性が問題です。 単身の男の人なら、 自分でしなければならないからいろいろと動くことになる。 ところが、 夫婦ですと奥さんが何でもするから、 奥さんがいないとき、 旦那は何をどうしていいかますます分からなくなってしまうのです。
ですから、 そのような状況のなかでは、 まず慣れていただくのと同時に、 とりあえず下まで降りて庭に出てきてもらうのがコミュニティへの第一歩だと思うのです。 先ほど延藤先生が言われたように、 何らかの仕掛けをしていかないと、 もともと持っているマンション暮らしのハンディは解消されないでしょう。
私が期待しているのは「だんだん畑」です。 高齢者は足下に地面があってほしいという思いがありますし、 土を触ることで何かしようかなという気持ちが出てくるでしょう。 とりあえず外に出てもらわないと。 そこからいろいろな場面が広がっていくのではないかと期待しています。
そうですね。 若いお母さんは子供を媒介に外へ出ていけますが、 高齢者にとっては子供に代わるものが「だんだん畑」であり、 ピロティのアートになっていくでしょう。 そんな仕組みが今回のワークショップで組み立てられていると思います。
しかし今回のワークショップで生み出された様々の優れた場所が日常の暮らしのなかで生かされるためには、 お天気のいい日にお弁当を広げたり、 花見をするなどの「飲んだり食べたり」の場づくりが大事です。 入居直後はそうしたイベントが用意されていますが、 その後も年数をかけて行政や我々が見守っていく必要があるのではないでしょうか。
ですから、 ワークショップの評価は、 それが今後日常生活の中にどう生かされるかで決まっていくと思います。 先ほど言ったように、 ものだけをつくる「供給者」の役割だけでなく、 コミュニティづくりという時間のかかる「育み」の事業を後方から支援していくべきだし、 機会があれば我々もそれに積極的に関わっていきたい。 そういう後方支援活動は、 コミュニティづくりの仕掛けには不可欠だし、 これからの公営住宅に必要ではないかと考えています。 その意味では南芦屋浜の計画はまだ事の半分しかできていないわけで、 その後うまく育つかどうかは少し不安を持っているし、 その不安をエネルギーとしながら先行きを見守っている状況です。
小林:
他の公営住宅、 例えばコレクティブ・ハウジングでもワークショップをやっていて入居者同士が一番分かりやすい場が、 一緒にご飯を食べることでしたね。 あとは一緒にお風呂にいくこと。 どうも、 食事とお風呂は日本人の原点のようで、 我々もいろんな話が聞けるし入居者同士もおしゃべりがはずむようでした。
南芦屋浜でも、 アート計画を担当した橋本さんが少なくともあと1年はフォローすると言っています。 おまけに橋本さんは宴会好きですから、 だんだん畑の種まきや収穫のときには食事会や飲み会をすることになるでしょう。
しかし橋本さんが仕掛けている楽農クラブに出てくる人はいいんですが、 問題はそれに参加しない人もいるだろうということです。 なかなか外に出たがらない人に出てきてもらうのは難しいだろうと思っています。 そういう方々には、 LSA、 行政、 生活保護の担当の人達と連絡を取り合いながらやっていくことになるだろうと考えています。
延藤:
花好き、 緑好きの人はだんだん畑に参加し、 アート好きの人はピロティに出ていくでしょうが、 たぶん「ほっといてくれ」と言う人も大勢いるでしょう。 コミュニティに関われない人がまだまだ多いのが現状だろうと思います。
事前のワークショップで面白かったイベントを思い出したのですが、 仮設住宅で「私の宝物はなあに」というイベントをしました。 朝顔を育てていることを誇りにしている人や先祖代々伝わったものを持っている人、 回りの人間関係が宝物だという人とか様々でした。
南芦屋浜でもそうした「宝物」を玄関回りに展示して、 みんなに見てもらうようなイベントは考えられないでしょうか。 そんなに押しつけがましいものではなく、 個性的な住まい方をお互いに見せあって気持ちが外に広がるような仕掛けが欲しいですね。 特に自治会も自分たちの手でやれるような状況が生まれるといいのですが。
畑さんにお聞きしたいのですが、 コミュニティプラザの事業など、 恒久住宅のコミュニティづくりに行政はどこまで関与できるものなのですか。
畑:
コミュニティづくりについては何も被災地だからしようというのではなくて、 心豊かな地域づくりが県政の柱になっていますから積極的に取り組んでいきたいと思っています。 その施策の一つに「地域安心拠点構想」があります。 ともすれば縦割り行政の中で老人の家、 婦人会館、 児童館が、 回りとあまり連動しないで建てられるきらいがありましたが、 そうではなく地域の人誰でもが集える場所をセットして、 新しいコミュニティづくりの仕掛けをしていこうとするものです。
今回のような新しくできた公営住宅で自治会、 コミュニティが立ち上がれば、 これからの社会づくりの見本になるだろうと思っています。 すでに他の公営住宅で自治会は立ち上がっていますが、 いろんな人の集まりですからすんなりいかないことが多い。 まとまるためには、 半年、 1年単位の時間がいるのですね。
また高齢者が多いことで心配されていますが、 元気な高齢者も多いのですから、 その中からリーダー的な人が出てきて自治会を立ち上げてくれることを期待しています。 自治会ができると婦人会やその他のグループも次々立ち上がるだろうし、 その活動を通じてお互いに支え合うことになっていけたらと思います。
やはりそうした活動の基本は住民同士の自立と支え合いだと思うのですね。 それを回りがサポートする体制をつくっていくことが必要なわけです。
ただ、 立ち上がるまでが大変です。 コミュニティプラザの運営補助として年間100万円の支援制度もありますから、 そうした制度をどんどん活用して住民同士の場を広げていってほしいと思っています。 入居者にとって「やって良かった」という気持ちにつながらないと、 応援者である我々の自己満足に終わってしまう。 回りが手を出しすぎてしまうと、 かえって依存しすぎて受け身のままになってしまいますから、 その辺の兼ね合いは難しいところです。 あくまで入居者同士の自発的な活動を基本としながら、 行政としては必要な支援をするという姿勢です。
時間がたつにつれてご近所づきあいだけでなく、 趣味のグループを通じて活動が活発になるでしょうし、 団地内の交流だけでなくまわりの地域との交流が生まれてくれればと思います。
現に、 片山のコレクティブ・ハウジングではクリスマスに地域の人を招待して交流会をしたということです。 居住者が地域へ溶け込んでいくことによって、 街への愛着につながっていくのだろうと思います。 こうして安心して生活できるようになるまでが、 兵庫県が果たす「復興」の務めだと考えています。
復興計画の第一の柱では「21世紀に対応した福祉のまちづくり」をあげていまして、 特に東部新都心、 西宮浜、 南芦屋浜については交通アクセスの問題から生活利便施設まで、 できるだけのことはしようと当初から考えていました。 これまでのまちづくりの感覚以上に気を遣っています。
西村:
普段の日常生活に不便はないですよ。 ミニスーパー、 ATMもあるし、 クリーニング店、 酒屋もそろそろ開店です。 医院も1年遅れで隣にできる予定です。 だから歩き回れる元気な人にとっては支障がない所なんです。
ただ我々が「えっ、 こんなことが?」と思うことが、 お年寄りにとって大問題になることがある。 例えば、 外出どころか「ドアを開けることが重たくてイヤ」と言われる人もいるのです。 そういう感覚の人も含めていろんな人が住むわけですから、 それを我々がどう手助けすればいいのか。 一方「あまり、 世話を焼かない方がいい」という意見もありますよね。 そのへんが難しいところです。
延藤:
重い扉の内側にこもっている人でも、 話し相手は求めているのです。 ですから、 これは行政が手を出す話ではなく、 住民の間からボランティア訪問活動で、 話し相手になる動きが出てくるのが理想なのです。 コミュニティプラザの運営も場所の管理・運営だけでなく、 住民のボランティアワークが生まれてくるような活動拠点になれば素晴らしいと思っています。
小林:
ボランティアの訪問事業も、 仮設住宅だったら窓から声をかけやすいのですが、 公営住宅の鉄の扉はどうもたたきにくいという話です。 ボランティアの人が最初の一声をかけやすい状態をつくるのも、 仕掛けの一つとして必要でしょう。
西村:
もう一つの手として、 もう「おじいさん、 おばあさん」と呼ばないようにするとか。 居住者の気持ちを「老人だ」と思わせないようにするのも大事じゃありませんか。
延藤:
お世話が必要な高齢者もいるでしょうけど、 そうでない元気な人もたくさんいるんですから、 その人達がコミュニティを活性化させるべきです。 その人達のパワーとセンスが、 居住空間を個性的で楽しい空間にしていくんだと思います。
畑:
ほとんどの家には表彰状や写真が飾ってありますから、 それを話のきっかけにしてもいいんです。 話しかけるきっかけはたくさんあるんですから、 そこから住民同士の支え合いをしていただけたらと思います。
自治会の準備委員会ができたという話を聞きました。 ワークショップをやるなかから、 自治会やコミュニティ活動のリーダーになりそうな人が出てきているということでしょうか。
公団の場合、 賃貸住宅の自治会にはノータッチなんですが、 公営住宅では自主管理でゴミの収集などを入居者がやっているようなので、 行政の方から自治会立ち上げの働きかけをしているのかなと思ったのですが。
畑:
共益費は自治会で集めてもらっていますから、 南芦屋浜でもできるだけ早く立ち上げてほしいと、 呼びかけをしています。
小林:
自治会については他の公営住宅でもできていますが、 難航したおかげで仲良くなった所もあれば、 いまだに難航している所もあったりして様々です。 芦屋市の公営住宅は、 案外すんなりいっているようですね。
西村:
仮設住宅のときにもそれぞれ自治会がありましたし、 恒久住宅に移ってからもそれなりに自治会組織が出てくるのではないかと思っています。
これから作られる自治会がこれまでの自治会概念を超えつつあるのが、 今回の災害復興住宅である南芦屋浜の意味だと思います。 従来の自治会は、 共益費を集めたり草刈りをしたりする義務的メンテナンスがメインでした。 もちろんそれは最低限必要なことですが、 加えて楽しいコミュニティづくり、 人との関係づくりがこれからの自治会の大きなテーマになってくると考えています。
ですから自治会立ち上げのときに大切なことは、 その「楽しさ」がPRできるようにすることですね。 堅い呼びかけだけでなくて、 「一緒にお弁当を食べよう会」などを呼びかけたら、 若い人にもお年寄りにも参加しやすい。 楽しさが最初にあったら、 「続けたい」という気持ちにつながっていきます。
入居前のワークショップでは、 毎回「今日は楽しかったね」「またやってみよう」という声が聞かれました。 普通1年もワークショップを続けると参加者はだんだん減っていくものですが、 ここでは減らなかった。 つまり、 コミュニティのキーワードは「楽しさ」にあるということです。 楽しさは持続力とアイデアを生み出す重要な仕掛けです。
小林:
3月に行ったワークショップのアンケートによると、 46人のうち過半数の人が「早く自治会を立ち上げて、 入居者と顔見知りになりたい」「庭の水やりや連絡係を務めてもいい」「廊下の掃除をしてもいい」「顔合わせ会を呼びかけたい」と答えていました。 そういう方々にまた集まっていただいて、 管理・運営を考えてもらいたいと思っています。 ゆっくり話をすれば、 他の入居者の人も3分の1ぐらいは集まってくれるんじゃないかと考えています。 具体的には、 コミュニティプラザの運営やだんだん畑での活動になるでしょう。 また、 車椅子用の花壇もありますし、 それらを上手に生かすようなシチュエーションを作っていきたいと思っています。
4月いっぱいは引っ越しが続きますから、 5月中旬に楽農まつりをしながら今年1年のことを話し合うことになるでしょう。 アート計画に参加してくれたアーチストの方々も、 今後とも住民との交流を続けたいと言っています。 来年の今頃は、 この1年でコミュニティ&アート計画が住民の中にどう育まれたかを(だんだん畑が荒れ地と化しているかもしれないことも含めて)検証するイベントを開く予定です。
そういう関与を含めた見守りを今後も私たちは続けていきたいと思っています。 ですから、 コミュニティ&アート計画はまだまだ進行中なのです。 みなさんも今後機会があるごとにご協力願いたいし、 この計画推進機構も存続できたらありがたいと思っています。
今日は、 どうもありがとうございました。
コミュニティづくりの仕掛け
―空間構成の工夫入居者アンケートの結果
塚本:設計上の工夫
設計上の工夫としては、 できるだけ入居者が団地内で顔を合わせる機会が生まれ、 おしゃべりができるようなスペースを用意しました。 例えば屋上に共用のテラスをつくったり、 エレベータ前にちょっとした立ち話ができるスペースを入れたりなどです。
愛着を持つために
延藤:
色彩について
小林:
コミュニティづくりへの第一歩
小林:
飲んだり食べたりの場をつくる
延藤:
外へ出ていきにくい人たちへの仕掛け
小林:
コミュニティづくりと行政
小林:
日常生活はどうなるか
畑:
―元気な人と外へ出られない人―
自治会立ち上げに向けて
塚本:
立ち上げのキーワードは「楽しさ」
延藤:
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