パネラー報告1
住吉浜手地区のまちづくり
遊空間工房 山本和代
地域図 |
また白鶴など大手の酒造会社があり(菊正宗も地区のすぐ近くにあり)、 小さな町工場が点在していて、 住工混在地区と言えます。
地区の施設としては、 呉田(ゴデン)会館という集会所、 その南にデイホーム呉田があります。 デイホームは震災前は呉田幼稚園だったのですが、 震災後に子供の数が少なくなって休園になったためデイケア施設として生まれ変わったものです。
それ以外には御旅公園があります。 ここはまちづくり活動でもよく使っていて、 町の核となる公園です。 この夏に予定しているイベント「灘の酒蔵・万灯祭」でもメイン会場になっています。 また、 御旅公園の中にはこの3月に出来たばかりの御旅会館という安心コミュニティプラザがあります。
震災前には憩いの場として呉田温泉という銭湯があったのですが、 震災で潰れてしまってからは駐車場になっており、 みんなで集まれる場所が欲しいというのが地区の願いです。
さて、 この住吉浜手の範囲は地区の自治会である呉田地区協議会の範囲と一緒なのですが、 発足当時は国道43号線から南の地区が中心となって立ち上がりました。 しかし、 地区の問題は呉田地区全体で考えた方が自然ですし、 ニュース配布も地区全体を対象にしておりましたので、 発足して2年後の1999年の総会の時に対象地区が広がって今の範囲となりました。
活動報告は以上です。 今日のテーマである「まち住区とコンパクトシティ」に直接結びつく話題ではないかもしれませんが、 住吉浜手のコミュニティづくりの様子を紹介しました。
今後の活動としては、 もっときめ細かい丁目ごとのワークショップなどもしていきたいと考えています。